故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

「いさざ」の夢を見る

2015-03-06 03:44:35 | よもやま話

起きたら、今日も2時です。

魚へんに少ないと書いてなんと読むんだろうと、夢の中で考えていました。
気になるので、調べてみました。

シロウオのことでした。

どうしてこんな夢を見たのか、気になり始めました。
昨夜は、録画で「琵琶湖マラソン」を見ながら寝ました。
アナウンサーが、琵琶湖特産の「いさざ」について語ったのかもしれません。

シロウオは一年魚。産卵のために、上げ潮に乗って河に遡上します。
川原の石の下に空間を作り、空間を支える石の裏側(つまり穴の天井部)に
卵を産み付けます。雄は孵化するまで、穴の中に残りエサを取らずに番をし、
孵化後死ぬと紹介されていました。

島の小さな川でも取れました。骨まで透き通る魚でした。
小学校低学年までは見ましたが、高学年では取れなくなりました。
赤潮が出るほど、瀬戸内海は汚染されたのです。

夢のことで、起きた後調べたのは初めてです。
私は、よく夢を見ます。仕事がきつくなると毎晩のように見ます。
寝言も多くなります。
時々、妻が聞いて覚えていて朝になると、「こうだった。」と教えてくれます。
夢の中で見た、話した、はたまた行ったことについて、
夢を見た私に、「人格」に関する責任があるのかなどと考えたこともあります。

シロウオは高級魚らしい、ポン酢をかけて「踊り食い」が美味だとか。
各地で引き継がれたシロウオ漁のほうに興味が湧きます。
十字に組んだ竹に、上が大きく空いた袋のような網がぶら下がるのを想像します。
シロウオの群れが網の上を通過するとき、あわててあげるのです。
勢いよく上がった網から水しずくが早春の川面に光落ち、美しいでしょう。

食文化は、食べることが引き継がれるのです。
そのための工夫が料理法として、収穫法として、育てることに連鎖します。
合わせて食文化です。どれが途絶えても、食文化は「地方の文化」として
継承されないようです。

我が家でも、妻が一生懸命料理を作ってくれます。
結果として、幸せ太りになります。
夫として、ささやかなお礼なのです。
昨日、私が描いた絵は「妻への気持ち」として、表現したはずでした。
上にチンゲン菜の和え物を、下にキュウリ竹輪のサラダを配置しました。
真ん中に笑顔の妻(褄ではありません)を描きました。
どうやら、なんか「冠」を被った稚児に見えたらしい。
まあ、訳の解らない絵になったようです。
残念ですが、本日解説を加えることになりました。
食品スーパーを経営される佐藤さんは、お客さんの喜ぶ顔が見たい。
妻は、私の笑顔が見たい。としたつもりでした。

シロウオの 網にすくいし 食べさせたい

2015年3月6日
コメント
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