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昨日は、雪でした。
畑の中の梅の木を描きました。
ここでは、いつ頃咲くのでしょう。
妻が外を見てと叫んでいます。
25cmは積もったでしょう。
充分な支度をして、外に出ました。
今日のタイトルは、「雪かき」です。
この家にあったそり式のハンドダンプを持ち出しました。
道からやり始めました。
私より早くからやっておられた隣の方より声がかかりました。
道は、やらんでよいよ。後から機械が来るから。
自分のうちの駐車場と歩くところだけで良いんだよ。
それでも一時間かかりました。
運ぶ雪は、段々と重くなってきました。
道を越えた畑に落とし、我が家の根雪の上に重ねました。
溶け始めたからなのか、踏み固めたからなのか。
雪は重くハードな仕事でした。
機械(ショベルカー)が来たのは、11時頃。
アスファルトが見えるほどになるまで、あっという間のことでした。
東京都昭島市にいる時に、60cmの雪が降りました。
1週間後にまた60cmの雪が降りました。
昭島より奥の、1m以上降った奥多摩は、除雪機能を備えておらず一カ月間孤立しました。
新潟から除雪車を積んで応援にきてくれました。
最後まで残った民家には、ヘリコプターで食料と救援物資を運びました。
昭島で、物流も交通も正常に戻ったのは3日後でした。
雪国では、除雪仕事は日課です。
札幌でも、子どもをおぶった主婦が、スコップを持って路地の雪かきをしていました。
瀬戸内海育ちの私達には、何もかも初めてのことで、恐ろしい毎日です。
畑の土は、正月以降凍ったままです。
毎朝、水栓が凍っていないか心配しながら起きだします。
隣の人から、冬眠しているんかいと思った。と言われました。
山芋掘りを教えてくれた方です。
家の中で菓子やカレンダーを作っていますから、いわばその通りです。
ここでは、無理をせず備えを充分することです。
一年の流れが分かれば、なんとかやれるのではないかと思います。
島の道 水仙並び 白波の
2017年1月22日