「スケジュールが埋まらなくて困っているよ」とぼやく先輩が来広する。
先輩が訪問してくれるから、家を片づけます。
滞在中のメニューを考えます。
台所にあった漬物樽が納屋に移動し、冷蔵庫が整理されます。
今日のタイトルは、「スケジュールが埋まり過ぎて怖い」です。
葉っぱが出ないうちに、木を伐らなければと焦っている。
まだ切らぬ雑木は多数あります。
他人の耕作放棄地を手伝っているうちに、我が家の耕作放棄地の対策が遅れました。
トイレに行く前に、歯を磨き髭をそります。
まだ大丈夫と、洗濯物を干し、布団を干し、朝餉の洗い物を済ませます。
はずしたら危険なジャストタイミングで駆け込みます。
耕作放棄地や空き家が荒れる理由は、「やりたいけど、やらぬ」からです。
いろんな理由や雑事に追われることで、タイミングを逸します。
できなかったことを反省するでもなく、言い訳ばかりです。
忙しいからできる。
忙しくしていると、早く片づけるひらめきが湧いてきます。
順番も考えます。
嫌な気持ちが払しょくされています。
「スケジュールが埋まり過ぎて怖い」と思うのは、もう一人の疲れた自分です。
親を見て、毎日朝早くから夜遅くまで仕事(農作業)がよくできるものと驚き、嫌でした。
続けられる秘訣は、「休まず続ける」ことだった。
畑でお茶を飲み、七輪で火を熾し、お握りを炙ったり餅を焼いています。
毎日、ピクニック気分です。
親父たちも、暑い夏は冷水シャワーを浴び長い昼寝をしていました。
続けるために、休んで(気分転換)いたのです。
「朝早く、夜遅く」が嫌いだった私のわがままでした。
「スケジュールが埋まり過ぎて怖い」と思います。
義務感が伴う、請け仕事は断っています。
飽くまで、義理が発生しないよう、自分たちのペースを守っています。
景色が見たいからと、壁になった木を伐っています。
傍から見ると、そこまでしなくても思われ心配されます。
昇るのがやっとだった、山の畑にすいすいと上がれるようになりました。
内臓のことは分かりませんが、筋肉が強くなり、一部の脳が柔らかくなっています。
苦労ばかりか、楽しむ術を知っていた先人を追いかけています。
2023年3月13日