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絵のタイトルは、「島影に沈む夕日」です。
G7サミットが、広島でもうすぐ開かれます。
世界中から国家の代表が訪ねてくれて、とても名誉なことです。
日本の首相があいついでテロにあっていることを思うと、
辻々に警察が立ち、海も空も厳戒態勢も仕方がないことなのでしょう。
ないしろ威圧的で異様です。
今日のタイトルは、「故郷へ恩返し」です。
世界一入りにくい居酒屋に毎日行くのは、地元の人たちです。
この飲兵衛たちを見ていて、「故郷へ恩返し」のため、毎日飲んでいるとも思えません。
ただただ、飲むのが、いやこの酒場にいることが楽しいのです。
地元で、いろんな仕事をしているに違いありません。
つまり暮らしている。
恩返しとは、特産物を創るとか、サービス(労働、発信)を提供することだけとも思えません。
そこにいたい、過ごしたい、楽しいからと言う気持ちが、「恩返し」ではないでしょうか。
集まるのは、地元出身者だけでもないでしょう。
住み心地の良さを求めて移住した人も、結婚を機に来た人もいるでしょう。
つまり、「故郷」とは、過ごしやすい場所を言う。
お袋の胸のなかや親父の膝の上のような安心できる場所です。
住み慣れた場所が、それに近い。
第二の故郷と呼ばれる場所があるように、どこでもよい。
人それぞれです。
「恩返し」とは、好きと言うことに凝縮される。
大いに教えられることもあるでしょう。
嫌いなところもあるでしょう。
その地で生きたい。
それが、恩返しではないでしょうか。
「故郷へ恩返し」は、このブログのタイトルです。
ブログを始めた頃は、いまさら何ができるだろうと思っていました。
故郷に帰り、子供の頃に嫌だったことが案外面白いことに気づき始めました。
どれも、住む人に教えられることばかりです。
両親も含めて、累々と続く里の文化です。
嫌いも、好きもなかった。
ただ、生き抜いてきた。
2023年5月18日