故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

おおらかに、おおらかに

2016-10-25 07:11:25 | よもやま話

坊さんが屁をこいた。
「だるまさんが転んだ」の関西バージョンです。
目をつむり、唱え終わると振り返り、動く子供の名前を言います。

今日のテーマは「おおらかに、おおらかに」です。
分量の多いさま。たっぷり。
ゆったりとしてこせこせしないさま。おおよう。
(広辞苑より)
女性のシンボル。おっぱい。男が求める「おおらか」は人さまざまです。
「おおらか」の意味は、ふわふわとしてなんとなく嬉しいとなるようです。

付き合っているときは、聞いたことがない。
奥様になって数年すると、屁の音も聞こえるようになってきます。
「おおらかに、おおらかに」

これはあんたの役目でしょう。
お前だって、役目だったこれをしなかったじゃないか
「まあまあ」言い出したらきりがありません。エスカレートするばかり。
年寄りの喧嘩は近所に筒抜けです。
だって、お互い聞こえるように伝えようとするから。
積年の恨みも込めて、この時とばかり大声を張り上げます。
最初から、役目なんて決めなければ良かったのです。
気付いて文句を言うくらいなら、やっておけばよいのです。
出来る人が、出来ない人のためにやる。
自分が出来ない時もあるんだから。
「おおらかに、おおらかに」

草を刈って2週間もするとまた草が生えてきます。
びーっとにらんで光線を放つと、草がすべて抜けてしまう魔法が使えたら。
とお寺の奥さんが言われました。なるほど。
「草にも伸びる権利があるばい」と笑う名人が言われました。なるほど。
「おおらかに、おおらかに」

わたしは切羽詰まってくると、目がつりあがり情けない顔になります。
美人に出会うと今でもドキドキします。
私には関係もなければ、ノーチャンスだというのに。
癒しどころでそっと手を握られ勘違い。そうとも言えないかもよ。
「おおらかに、おおらかに」

「おおらかに、おおらかに」
自分に言い聞かせる。

あれまもう 歩く笑顔が 頼もしい

2014年5月11日投稿記事「アララギ派」を参照してください。
私にも初々しい時があったのです。

2016年10月25日
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