
絵のタイトルは、「わがやにも欄が届く」です。
エンドウ豆の花は、蘭の花のようにも見えます。
「長屋の花見」のような負け惜しみにも思えます。
今日のタイトルは、「春のめぐみ」です。
裏山にたらの芽が出ました。うどと一緒に天ぷらにしていただきました。
あっというまに食べてしまって、なにがどう美味しいと言えない。
からし菜はマヨネーズあえで、油菜は麺つゆでいただきました。
お任せ料理用に冷凍していた餃子と、同じく唐揚げ用の鶏ももを使ってコンソメスープ。
うこぎは塩ゆでで酒のつまみです。
春のめぐみと臨時休業で余った食材で、食べすぎました。
食べ残したうこぎと菜花(からし菜、油菜)を、今朝はおにぎりに混ぜていただく予定です。
旬のものを食べていれば健康でいられる。
よもぎをいただいたので、よもぎパンを作りましょうと妻はうきうきしています。
暖かったり、雪山おろしに震える日の繰り返しです。
来週は、山ぐるみを地域の皆さんと採りに行く予定です。
暖冬だったので、筍も早めに出てくるでしょう。
今年は、豊作の予定です。
地域の方々よりいろんなものをいただきます。
別々の人から、一升餅(一歳誕生祝)が余ったから、鳥皮の冷凍品(どこからこんなにもらうのか)と
海苔10袋(おそらく、お葬式のお返しと思われる)をいただきました。
冷凍していた一升餅と鳥皮を一週間前に冷蔵庫に移しました。
鳥皮は、昨晩フライパンで炒めて味噌あえにして保存おつまみにしました。
料理の時、出た油はどんぶり一杯。
一升餅は、蒸して柔らかくし、小さく(餅の大きさ)切りました。
さらに一部はあられ状に切り、上記の鳥皮油で揚げました。
塩をまぶして、おかきにしました。
海苔は、少ししけっている。鳥皮油が残っているフライパンで乾かしてパリパリにし、
山菜まぜごはんのお握りを包みました。
いただき物は、出所(誰からもらった)を言ってはなりません。
理由は二つ。
私にくださった人に、私が話した人からあげた場合があります。
「あら、私はいただけなかった」となることもあります。
地域の公然の秘密であり、不思議です。ものは地域内を回っています。
断りはご法度です。次のいただき物への布石です。
「春のめぐみ」は、野山だけからではありません。
地域では、豊富なB級品(野菜、果物、密造酒)が回っています。
おすそ分けが我が家にも時々届くのです。
ある時は、次のキャベツを植えたいから今あるキャベツをあげたい。
20個のキャベツをカフェでは使いきれません。
いただいた足で師匠のお店に届けました。
「春のめぐみ」は笑顔と共に届けられ、届けます。
笑顔には、「お願い」と「美味しいよ」の表情が混じります。
組み合わせ 不思議と妙が 夫婦なり
2020年4月20日