故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

春のめぐみ

2020-04-20 09:34:15 | よもやま話

絵のタイトルは、「わがやにも欄が届く」です。
エンドウ豆の花は、蘭の花のようにも見えます。
「長屋の花見」のような負け惜しみにも思えます。


今日のタイトルは、「春のめぐみ」です。
裏山にたらの芽が出ました。うどと一緒に天ぷらにしていただきました。
あっというまに食べてしまって、なにがどう美味しいと言えない。
からし菜はマヨネーズあえで、油菜は麺つゆでいただきました。
お任せ料理用に冷凍していた餃子と、同じく唐揚げ用の鶏ももを使ってコンソメスープ。
うこぎは塩ゆでで酒のつまみです。
春のめぐみと臨時休業で余った食材で、食べすぎました。
食べ残したうこぎと菜花(からし菜、油菜)を、今朝はおにぎりに混ぜていただく予定です。

旬のものを食べていれば健康でいられる。
よもぎをいただいたので、よもぎパンを作りましょうと妻はうきうきしています。
暖かったり、雪山おろしに震える日の繰り返しです。
来週は、山ぐるみを地域の皆さんと採りに行く予定です。
暖冬だったので、筍も早めに出てくるでしょう。
今年は、豊作の予定です。

地域の方々よりいろんなものをいただきます。
別々の人から、一升餅(一歳誕生祝)が余ったから、鳥皮の冷凍品(どこからこんなにもらうのか)と
海苔10袋(おそらく、お葬式のお返しと思われる)をいただきました。
冷凍していた一升餅と鳥皮を一週間前に冷蔵庫に移しました。

鳥皮は、昨晩フライパンで炒めて味噌あえにして保存おつまみにしました。
料理の時、出た油はどんぶり一杯。
一升餅は、蒸して柔らかくし、小さく(餅の大きさ)切りました。
さらに一部はあられ状に切り、上記の鳥皮油で揚げました。
塩をまぶして、おかきにしました。
海苔は、少ししけっている。鳥皮油が残っているフライパンで乾かしてパリパリにし、
山菜まぜごはんのお握りを包みました。

いただき物は、出所(誰からもらった)を言ってはなりません。
理由は二つ。
私にくださった人に、私が話した人からあげた場合があります。
「あら、私はいただけなかった」となることもあります。
地域の公然の秘密であり、不思議です。ものは地域内を回っています。
断りはご法度です。次のいただき物への布石です。

「春のめぐみ」は、野山だけからではありません。
地域では、豊富なB級品(野菜、果物、密造酒)が回っています。
おすそ分けが我が家にも時々届くのです。
ある時は、次のキャベツを植えたいから今あるキャベツをあげたい。
20個のキャベツをカフェでは使いきれません。
いただいた足で師匠のお店に届けました。

「春のめぐみ」は笑顔と共に届けられ、届けます。
笑顔には、「お願い」と「美味しいよ」の表情が混じります。

組み合わせ 不思議と妙が 夫婦なり

2020年4月20日
コメント
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