故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あと何年

2020-04-14 05:10:11 | よもやま話

「あと何年」
絵のタイトルは、「大空にかける道標」です。
こんな感じかな。


さあて、「あと何年」(今日のタイトル)生きることにしようか。
皆さん、考えたことありますか。
あと何年生きられるだろうかと心配することはありますね。

あと10年にするのは、少し寂しい気がする。
では、20年。
大変だあ。
生れてから成人するまでの時間です。
長いなあ。

どうしても生きなければならぬ事情がありますか。
探してみたけど、それほど強い動機とは言えない。
どれもしたいことばかりで、責任が伴わないものばかりでした。
私しかできないこと。それもありません。

逆に、「あと何年」と宣告されたら、慌てますね。
あれもこれもやり残したことばかりが、思い浮かびます。
仮に1年としたら、本当に限られた時間です。
1年だけ生かせていただいて、もう1年はもうけものみたいにはいきません。

生れてきた子供に、「あと何年」と問いかける親もいません。
だったら、私たちの歳の人に「あと何年」も愚問ではないでしょうか。
そう思いたいが、新生児といっぱい生きて来たものとは違う。
良いことも悪いこともいっぱいしてきた。
したくないことも、したかったことも。
生れて来たばかりの子どもが、出来るとは言えない。

命とは何でしょう。
医者にちょっと手伝ってもらって生きている人が大勢います。
周りの人の理解を得て生きています。
できれば、医者にもかからず周りの人に迷惑もかけずに生きたい。
そんな夢のようなことはない。

命とは、生きる希望でしょうか。
一生懸命のことでしょうか。
感謝しか思い至りません。
すでに、「もうけもの」の時間かもしれません。

私は、再婚しました。
子供ができるわけでもありません。
できれば、「一緒になってよかった」と妻に言わせたい。
実感するには、時間がかかります。
ゆるぎない、ためらいもない実感です。

あと何年 風呂敷広げ マスクとす

2020年4月14日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする