故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

私結婚します

2020-04-16 04:09:28 | よもやま話

絵のタイトルは、「無言で語る女」です。
男よたじろぐな。
印が、さかさまです。
冗談か本気か分かりません。


女性に呼び出された。
「私結婚します」(今日のタイトル)と告げられました。
それには、深い意味があります。
男は気づいていました。しかし、止められない。

ダスティン・ホフマン主演の「卒業」では、叫びながらその結婚を阻止し、花嫁を奪って逃げた。
挿入歌の「ミセス・ロビンソン」は、大ヒットしました。
誰にも過ちはある。神様はすべての過ちを赦してくれる。
あなたの胸に納めておくのがよいでしょう。
決められた体制に反抗する、優しい言葉の反戦歌だったのでしょうか。

話を戻しましょう。
若い人同士が、相手に「結婚します」と告げるのは、「止めるのは今しかない」、
あなたとの関係は終わりよと宣告するのか、どちらかです。
男は黙るしかない。女は、相手の眼の底を見つめるしかありません。
そして、二番目に好きな人と結婚する。
女はほのかな光を放つスタンドに語りかける。
目をつむり、消し去った。その後の別々の人生は、決して交じり合うことはない。

娘の結婚式に立ち会った。みんなの祝福に娘は上気していた。
回ってきた色紙に、「結婚はゴールではない」と書きました。
私のはなむけの言葉でした。

若い人の「私結婚します」は、湖面にたゆたゆと波紋を広げるがごとく。
60過ぎの「私結婚します」は、波けしブロックで無かったのごとく。
皆さん、よくぞ決心なさいました。数々のドラマが、あったことでしょう。
アウェーに落ち着いた女は、根を生やし花を咲かせる。
男は、見えないひもに操られているのも知らず、いつまでも周りを飛ぶ極楽とんぼです。
選んだのだから、添い遂げましょう。

言っちゃった 後に戻れぬ いばら道

2020年4月16日
コメント
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