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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

言い訳人生

2023-03-21 06:09:34 | よもやま話

絵のタイトルは、「誘っちゃおうかな」です。
希望者だけに施術する現役のエスティシャンです。
三人姉妹の真ん中です。
良い笑顔を切り取れました。


言い訳で 生きて来ぬさと さくらばな

きつい、きつい。
書かないと、読者は半減どころか1/3になります。
書けよ。
の大合唱が聞こえます。

今日のタイトルは、「言い訳人生」です。
先輩がゴルフのために、我が家に来た。
私の師匠が負けた。

歳が11歳も上なんだからね。
散歩の歩数が減った。
夜眠れない。
胃の全摘のため食後横になれないから、ソファに座ってワンちゃんと一緒に寝る。
床摺れが治らない。
医者はあきらめろと言う。
言い訳のオンパレードでした。

勝ってたら、言わない言い訳です。
ホワイトじゃなく、ゴールドティーにしたらと勧めます。
沽券にかかわると意地を張る。
スコアだって、誤申告です。
そんな訳ないでしょう。4オン2パットでダボじゃない。
俺様の実力なら、ボギーより悪いはずがない。

先輩だけじゃない。
私達は、若かろうが歳をとっていようが、言い訳ばかりです。
自分以外の誰かのせいにする。
万人に平等なはずの時間や天候さえも、言い訳に使う。

言い訳できなくなった私は、剪定の際は、安全第一に気持ちを変えた。
晴れの日だけ、剪定の仕事をする。
5本指の靴下を履き、櫨(はぜ)付きの地下足袋を履く。
ヘルメットをかぶる。
安全帯で、「落ちても1m」と一動作ごと枝にかけ確保する。
切れる鋸しか使わない。
鋸の刃に、呉556を吹き付け、こびりついた切りくずを剥がしながら切る。
かけた梯子(三脚)は、必ず幹や枝にロープで固定する。
伐った太物の枝は、二本のロープを使い幹に沿って垂直に降ろす。
太い枝が地面に着いたら、邪魔な枝を上で伐る。
重たい太い枝も確保できるよう、短くしてから降ろす。

爺さまの剪定です。
言い訳をできるだけ排除します。
それでも、下から見上げる妻には危なっかしく見える。
私には、言い訳をしても、後がありません。
一回落ちたら、二度と剪定は出来ない。

若い時に、気づいていたらとつくづく思います。

2023年3月21日
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絵手紙にはまる

2023-03-19 06:44:25 | よもやま話

絵のタイトルは、「チャキチャキでえ」です。
三人姉妹の一番下です。
彼女は、年寄りずっと若く見える。
ぴちぴちとしていたと言ってもよい。
描く時、鼻歌交じりで線が進んだ。
顎を突き抜け、首まで一気に走った。(左側の線である)


じゃま柿の もいでもらえる まで低く

久しぶりに似顔絵(上の絵)を描いた。
妻から、NGが出た。
彼女の判断では、首のラインが出ていなくて「おかしい」と言うことである。
私には、首のラインをなぞるより、筋を強調したかった。
妻にとって、三婆は大事な人たちである。
首のラインを強調する色を足した。
私は、絵が汚れるとの思いがあり、屈辱的であった。

今日のタイトルは、「絵手紙にはまる」です。
少ない投資で、大きな効果を出そうと似顔絵を始めた。
地域おこし協力隊の時のことである。
副産物として、「良いところを見ようとする癖が、地域のよいところの発見」に
つながった。
似顔絵は、得意ではなかった。

絵手紙を描き始めた頃、杉田の幼稚園生が描いた絵を見た。
くわがたの絵には実物とは違うバランスがあり力強さがあった。
これだと思った。
それからは、彼の「くわがた」を目標に絵手紙を続けた。

中学の時、宮島の倒れかけた松を描いて、県の絵画展に入選した。
受け持ちの絵画の先生が、大いに色を加えた代物である。
私はちっとも嬉しくなくて、反吐が出そうな恥になった。
それ以来、絵を描くことをやめた。
皆から尊敬されていた先生が嫌いになった。
先生にだけはなれないと、恐怖心さえ沸いた。

似顔絵を描きますよと写真を撮らせていただく。
私が気に入ったショットを似顔絵にする。
その人らしさと感じた個所から描き始め、ハガキからはみ出す。
出来上がった似顔絵に押印し、文を加える。
文で助かった似顔絵も多くある。

写真を撮り、私は何に感動したか抜き取り絵にする。
できあがった絵が、文章を書かせる。

2023年3月19日
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先輩が広島に来た

2023-03-18 06:18:49 | よもやま話

先輩が 桜前線 追いかける

今日のタイトルは、「先輩が広島に来た」です。
行きたいと言われながら、本当に来られる人はいない。
81歳の先輩は、私達夫婦のゴルフの師匠です。
師匠は、私達と一緒にゴルフを2ラウンドやった。
先輩の友人を加え、広島本通りの飲み屋で昼過ぎから飲んでカラオケに行った。
大いに語り、普段よりよく寝られたようです。

来る時は飛行機(年寄りパス:空席があれば乗れる格安料金)で来られ、
帰りは新幹線(ジパング俱楽部:3割引き)でした。
共に同額で、13000円です。
WBC観戦のような、3泊四日の弾丸ツアーです。
私が取り組んでいる耕作放棄地の雑木伐りも見ていただきました。
広島は近いが、島は遠いと言われました。
東京ー広島の飛行機時間と同じ時間が、飛行場から島までかかると言いたかったのでしょう。
それでもトータル3時間で、島に着きます。
そうは言うものの、「行くぞ」と決断しないとできることじゃありません。
次も来られるか心配です。
よく来てくださいました。

2023年3月18日
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宝に気づかぬ馬鹿

2023-03-14 04:27:59 | よもやま話

疲れたから寝る。
起きれば、さわやかな気分です。
今日のタイトルは、「宝に気づかぬ馬鹿」です。

女性に惚れ、別れる。
付き合った女性はすべて宝でした。
どの方とも人生を全うできたと思います。
それほど素晴らしい女性ばかりでした。
タイプは、全員違います。
若い人たちでしたけど、全員が職業に専門性があり独りで生きていける人たちでした。
結婚できなかったことが、申し訳なく恥ずかしい。
私は、常に一文無しでした。

置かれた環境で、その人に出会う。
拾われるように、付き合いが始まる。
止まり木に安住できず、怖れるように破局する。
その繰り返しでした。

宝と気づくまで、長い時間を費やすことになりました。
破局があったから、新しい出会いがあった。
ぬくぬくと甘えて生きて来たのです。

友人は少なくてよい。
妻は、一人で余りがくる。
そんな風に思います。

2023年3月14日
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スケジュールが埋まり過ぎて怖い

2023-03-13 06:00:18 | よもやま話

「スケジュールが埋まらなくて困っているよ」とぼやく先輩が来広する。

先輩が訪問してくれるから、家を片づけます。
滞在中のメニューを考えます。
台所にあった漬物樽が納屋に移動し、冷蔵庫が整理されます。

今日のタイトルは、「スケジュールが埋まり過ぎて怖い」です。
葉っぱが出ないうちに、木を伐らなければと焦っている。
まだ切らぬ雑木は多数あります。
他人の耕作放棄地を手伝っているうちに、我が家の耕作放棄地の対策が遅れました。

トイレに行く前に、歯を磨き髭をそります。
まだ大丈夫と、洗濯物を干し、布団を干し、朝餉の洗い物を済ませます。
はずしたら危険なジャストタイミングで駆け込みます。

耕作放棄地や空き家が荒れる理由は、「やりたいけど、やらぬ」からです。
いろんな理由や雑事に追われることで、タイミングを逸します。
できなかったことを反省するでもなく、言い訳ばかりです。

忙しいからできる。
忙しくしていると、早く片づけるひらめきが湧いてきます。
順番も考えます。
嫌な気持ちが払しょくされています。

「スケジュールが埋まり過ぎて怖い」と思うのは、もう一人の疲れた自分です。
親を見て、毎日朝早くから夜遅くまで仕事(農作業)がよくできるものと驚き、嫌でした。
続けられる秘訣は、「休まず続ける」ことだった。

畑でお茶を飲み、七輪で火を熾し、お握りを炙ったり餅を焼いています。
毎日、ピクニック気分です。
親父たちも、暑い夏は冷水シャワーを浴び長い昼寝をしていました。
続けるために、休んで(気分転換)いたのです。
「朝早く、夜遅く」が嫌いだった私のわがままでした。

「スケジュールが埋まり過ぎて怖い」と思います。
義務感が伴う、請け仕事は断っています。
飽くまで、義理が発生しないよう、自分たちのペースを守っています。
景色が見たいからと、壁になった木を伐っています。
傍から見ると、そこまでしなくても思われ心配されます。
昇るのがやっとだった、山の畑にすいすいと上がれるようになりました。
内臓のことは分かりませんが、筋肉が強くなり、一部の脳が柔らかくなっています。

苦労ばかりか、楽しむ術を知っていた先人を追いかけています。

2023年3月13日
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