
*2018年6月8日撮影
今日も暑い1日でした。
空は雲が多かったのですが、それなりに青空ものぞきました。
地面にはドクダミが花盛りです。
ドクダミの白い花びらは、じつは花びらではなくて総苞片というものなのだとか。
花というのは中心の黄色い円柱状のもので、黄色いのは雄しべ、その間に白いある白いものが雌しべだそうです。
ドクダミは花弁を持たない、ちょっと変わった花のようです。

*2018年6月7日撮影
こうして咲き揃っている姿は見事です。
でもしばらく経つと、葉が茶色に変色してきて、なんとなく汚らしい感じになります。
ドクダミというのは、毒や痛みに効く薬草であることから、「毒痛み」が転じたものとされています。
一方、ドクダミの悪臭を嫌い、旺盛な繁殖力を嫌うために、毒の草を意味する「毒溜め」と呼ばれていたものがドクダミになったという説もあります。
薬草としては重宝され、10種の薬効があるという意味の「十薬」とも呼ばれました。

*2018年6月7日撮影
咲き始めのドクダミはなかなか清楚に見えます。
花びらではなく総苞片が4個。
葉は縁が赤くなっています。
どちらかといえば、日陰に多い印象です。
昔のように摘み取って干して、薬として用いることはほとんどなくなったので、嫌な匂いの雑草にすぎません。