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*2018年6月17日撮影
梅雨空の毎日ですが、今日は久しぶりに晴れました。
ちょっとした空き地というか荒地というか、そんなところにハハコグサが咲いています。
もう終わりかけで綿毛を吹き出している花もありますが、これから伸びようとする背の低い花もあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/98/1d9f4e0c90de7de47a18b37cac303036.jpg)
*2018年6月15日撮影
近寄って見ると花はこんな感じです。
キク科の花なのですが、普通の花のように花びらを広げた姿はしていません。
中心部に筒状の花が集まっていて、その周りを糸状の花が取り囲んでいる、というのがハハコグサの花です。
小さく黄色にまとまってみえるけれど、たくさんの「花」が集まって、ひとつの「花」になっているというところでしょうか。
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*2018年6月15日撮影
ハハコグサの語源については諸説あって、ようするに分からないようです。
一説に、ハハコグサは株が横に広がっていくので「這う子」で、それが転訛して「ハハコ」になったというのがあります。
この写真は、空き地に広がったハハコグサの様子です。
「這う子」説は、こういう状況からきているものと思います。
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*2018年5月31日撮影
先月末のハハコグサです。石垣の石をバックにしています。
花が終わると綿毛が吹き出します。
毛が「ほおけ立つ」ところから「ホオコグサ」と呼ばれ、「ハハコグサ」に転訛したという説も有力です。
私は「ほおけ立つ」という言葉になじみがないので、この説にも違和感があります。
ハハコグサは葉や茎に白い綿毛があり黄色い花を包んでいる感じがするので、子を抱く母のイメージを重ねて「ハハコグサ」という説もあります。
これが一番、理解しやすいかなと思っています。