*2019年4月22日撮影
今日は昨日とは打って変わって、最高の天気で気温も急上昇しました。
会津の鶴ヶ城公園の桜も最高潮です。
少し散り始めて、花びらが舞うところがまた一段と風情があるというものです。
今日は、オオイヌノフグリの花の中を飛び回っている小さな蜂を見ていただきます。
これはヤヨイヒメハナバチだと思います。
ハナバチというのは、花にやってきて蜜を吸ったり花粉を集めて持ち帰ったりする(幼虫が食べるのです)蜂をいいます。
そのハナバチの中で、ごく小さい種類をヒメハナバチといいます。「姫」の意味でしょうか。
ヒメハナバチの中のヤヨイヒメハナバチというのがこの蜂です(たぶん)。
ヤヨイというのは「弥生」のことで、春早くから出現するのでついた名ではないかと考えます。
*2019年4月22日撮影
オオイヌノフグリの花の大きさと比べてもらえば、ごく小さな蜂だと分かってもらえるのでは。
体長は1cmに満たないと思います。
このちいさな蜂が、全身を花粉まみれにして、花から花へ飛び回り、蜜を吸います。
蜂はもちろんたくさんいて、飛び回るので、オオイヌノフグリの受粉には大いに役立っていると見えます。
花と蜂のギブアンドテイクは、早春の野にくりひろげられているのでした。