*2018年6月22日撮影
梅雨の合間に久しぶりの青空が広がった1日でした。
ドクゼリというのはなんとも恐ろしげな名前です。
セリに似た毒草で、トリカブトやドクウツギと並ぶ3大毒草とされています。
ハナウドなどと同じセリ科の花の姿をしていて、花が小さな球形になって、さらに半球状にまとまる姿はとても美しいものです。
ただ、全草が毒です。
*2018年6月22日撮影
こうして花が咲く頃にはドクゼリは草丈が1mを越すので、セリと間違うことはありません。
本来のセリはこれから花が咲きますが、せいぜい30cmくらいの背の低い草なので。
ただ、春の芽生えの頃に、セリと間違って摘むことが恐ろしいのです。
*2018年6月18日撮影
セリもドクゼリも多年草で、しっかりした根茎を作って増えて生きます。
ドクゼリの根茎はタケノコのように太くてしっかりしているので、根を見て区別するのがいいとされています。
ところが実際には、小さなセリとドクゼリは根茎だけで区別するのは難しい場合が多いそうです。
葉の形や全体の雰囲気など、よくよく確かめて採取する必要がありそうです。
確信が持てない時には手を出さないこと、が鉄則です。
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