*2017年10月1日撮影
10月になりました。
今日は素晴らしい秋晴れで、爽やかな1日でした。
写真はメナモミという草花です。
花は遠目にはアメリカセンダングサに似ていますが、まず大きな葉が違います。
近づいてみると、茎に白い毛がびっしり生えています。さらに、花がどうも異様な感じがします。
なんだろう、と思いながら近づいてよく見ます。
*2017年10月1日撮影
アメリカセンダングサと同じように、小さな黄色い花が円形にまとまっています。
アメリカセンダングサも花の周りを細い葉が取り囲んでいますが、この花も細い緑色のものが花を取り囲んでいます。
しかしこの、花を取り囲んでいるものが、ねばねばした液を出す毛のようなものをたくさんつけていて、それがどうも不気味です。
これは種子を人や動物にくっつけるためのねばねばで、タネはいわゆる「ひっつき虫」になるようです。
*2017年10月1日撮影
あらためてメナモミです。
漢字はパソコンでは表記できない難しい字をあてます。
ただ一般的には「雌ナモミ」で済ませています。
「ナモミ」は、葉を揉んで虫刺されなどの薬にしたために「菜揉み」と呼ばれた、などいろいろな説があるようです。
「雌ナモミ」というのは「雄ナモミ」があるからこその名です。
オナモミはメナモミとは見た目はまったく違う草です。ただ、葉を摘んで薬にしたことや種子が「ひっつき虫」であることなどは共通です。
いつかオナモミを紹介できればと思っています。
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