*2019年11月26日撮影
今日は秋晴れ、良い天気でした。
もう虫たちは見納め。蝶もトンボもほとんど見かけなくなりました。
それでもハエやアブの仲間はまだ見かけます。
写真はクサノオウの花に取り付くホソヒラタアブです。
2匹で花を争っています。
このホソヒラタアブは、見たところ色が黒っぽくて、通常のホソヒラタアブとは感じが違います。
「黒化型」と呼ばれるホソヒラタアブのようです。
*2019年11月26日撮影
ホソヒラタアブの「黒化型」は、秋になって気温が下がると出てくるように言われています。
もうだいぶ寒くなったので、そのせいでしょうか。
ホソヒラタアブがとまっているのはクサノオウの花。本来春の花ですが、秋にも咲きます。
もじゃもじゃの毛が生えた実のようなものは、花のつぼみです。
これから咲こうとして、たくさんスタンバイしています。
*2019年11月26日撮影
このアブはほとんど真っ黒です。
これもホソヒラタアブの「黒化型」だと思うのですが、ひょっとしたら別のヒラタアブ類かもしれません。
ヒラタアブは「扁虻」と書き、「扁」は体が扁平である(平べったい)ことを意味しています。
ホソヒラタアブは、ヒラタアブの中で体が細いことを示しています。
*2019年10月20日撮影
これは先月撮影した、通常の色をしたホソヒラタアブです。
イヌタデの花の先にとまっています。
目がとても赤いのが目立ちます。
いつもみごとな昆虫の写真を拝見しています。
真っ黒のハナアブは、クロヒラタアブというのですね。なかなか私の持っている図鑑ではたどり着きません。
これから冬に向かって、被写体は減る一方なので、なんとか工夫しながらいい写真を撮りたいと願っています。
ホソヒラタアブの冬型はこれから越冬に・・・
3枚目の写真はクロヒラタアブのようですね。
当地ではこれかの季節はハナアブたちに
例年モデルをよくお願いしています。