*2019年3月9日撮影
3月になりました。
今日は久しぶりに暖かい良い天気で、春が来たと実感できる1日でした。
春を知らせる野の花の中でも、特別に美しいと思うのがオオイヌノフグリです。
日当たりの良い野原に、たくさん咲き揃うようになりました。
*2019年3月9日撮影
オオイヌノフグリは西アジア、中近東の原産で、ヨーロッパをはじめ世界中に帰化している植物です。
日本にもヨーロッパを経由して入ってきたのではないかとされています。
1880年頃(明治時代半ば)に東京で発見され、その後短期間で全国に広がりました。
*2019年3月6日撮影
在来種はイヌノフグリというひとまわり小さい草花です。
イヌノフグリに似ていて、花をはじめ草丈なども大きいというので、オオイヌノフグリとなりました。
在来のイヌノフグリは花も地味で、オオイヌノフグリのぱっと明るい大きな花は圧倒的に美しく映えます。
*2019年3月6日撮影
日頃外来種というものについて、否定的なものの考え方をしているにも関わらず、オオイヌノフグリの花の美しさを愛でるときにはそういうことも忘れてしまいます。
なかなかゲンキンというか、ご都合主義というか、妙なものです。
*2019年2月24日撮影
これを撮影したのは2月の最後の日曜日、24日でした。
この日はとても暖かく、日差しが春のようで、今年は春が早くきた!と喜んだものです。
ところがその翌日からは、寒い日が続いて冬に逆戻り。
ようやく今日になって、春の暖かさが戻ってきました。
オオイヌノフグリは気温がある程度上がらないと花を咲かせません。
これからはだんだんと、オオイヌノフグリが花を咲かせる日が増えていくものと思います。
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