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小川糸さんの小説を読むのは初めてでした。
ていねいに言葉を選び、鎌倉の自然とともに暮らす人々を描いています。
鎌倉っていい街なんだな、と感じる作品でした。
簡単に書くと、昔ながらの文具店を営みながら「代書屋」という変わった仕事をする女性のお話です。
変わった仕事と書きましたが、昔はごく一般的だったかも知れません。
多くの人が、文字を書けなかった時代はもちろん、
かろうじて読み書きができるようになってからも、大切な人や目上の人に宛てた手紙を書くには苦労したでしょう。
そんな時代には、本人に代わって手紙を書いてくれる人が必要だったはず。
近代になってからも、文字が汚かったり自分の心を文章に起こすことができなかったりで、誰かに文面を書いてほしいと願う人はいたでしょう。
そしてもちろん現代でも。だからこの代書屋という仕事が成り立っているのです。
そして、鎌倉ってステキなところです!
そんな声が文庫本から聴こえてきそうな小説でした。
2019年12月現在、「代書屋」なんて職業があるのか、僕は知りません。
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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>
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