宇宙の果てとか始まりとかについて、まったくまとまりがなく考える。
宇宙の果てはどこか?
宇宙の大きさは?
という問いに、今まで僕が聞いてきた説明は、
ビッグバンによってできた爆風のことを宇宙と呼び、
その爆風の端っこを「宇宙の果て」と考える説明ばかりだった。
それが疑問だった。
ある空間で大きな爆発があった。
なぜそう考えられないのか。
僕は、その「ある空間」のことを知りたいのだ。
どういう形をしているのか。
どこまで続いているのか。
ある空間で大きな爆発があった。
そして、爆風はいつかおさまる。
消えるか収縮するか分からないけど、
いつか消える。
そしてまた爆発がある。
この宇宙があるうちに、またビッグバン級の爆発はないのか?
ビッグバンは、ひょっとしたら
ある宇宙が存在している最中に起こった爆発だったのではないか?
空間。
それが問題だ。
空間に限りがあるという考え方自体
我々は捨てなくてはならないのだろうか。
空間って何だ?
世の中に、限りが無い空間なんてあるのか?
空間の果て、宇宙の果てを想うことは、
中世の人たちが、陸地の果てを想像していたのに似ているんじゃないか?
とてもナンセンスな考え方なんじゃないだろうか。
人は、何でも把握したがる。
だから「果て」を知りたがる。
果てを知ることは、そのものの大きさや形を知ることである。
人は、それを確認できないと安心できない生き物なのだ。
だから宇宙の果てのことを想うと、頭がこんがらかる。
想像力の限界を知る。
気持ち悪くなって終わる。
基本的に、空間とは無限なのではないか。
限りのある空間など存在しない?
どうして僕は今まで、空間に限りがあると思っていたんだろう。
地球上には限りがある空間に満ちているからだろうか。
狭い日本家屋に住んでいるからだろうか。
もともと地球は、限りの無い空間に浮かんでいる。
人間は、その上に住み、閉じた空間に住んでいたから、限りが無いということを想像できないのだろうか。
頭の中が気持ち悪くなってきた。
限りが無いということが、どうも想像でないぞ。
困った。
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