んー
これ、何だろう。
頭の中が気持ち悪い。
あえて、他の人が書いてる感想とか読まずに、
書こうと思いますけど、
なんか、よくわかんないな。
これ、ドキュメンタリーなんだろうか?
それとも、ドキュメンタリータッチのドラマなのか?
ずっと、ドキュメンタリーだと思ってマジで見てたけど、
最後の方で、
「あ、これフェイクだ!ドラマなんだ!」
と思えるシーンがあって…。
よくわかんなくなった。
内容は、
俳優山田孝之が、急に
「賞がほしい」
とか言い出して
「カンヌ映画祭でパルムドール取ることを目指して映画を作りたい」
と映画監督 山下敦弘(のぶひろ)に伝えるシーンからスタートする。
山下監督は、数年前、
山田と組んでドキュメンタリー「山田孝之の東京都北区赤羽」を作った監督だ。
芦田愛菜を主演女優にむかえ、山田と山下は、12歳の芦田をつれまわして
資金繰りに奔走する。
パイロットフィルムとポスターを制作したはいいものの、
山田の中には、これを表現したいとか何を言いたいとか、
そういうテーマ性みたいなものがまったくないように僕には見えた。
プロットすら上げてこない山田に周囲はふり回される。
そして、山田のお気に入りの漫画家に描いてもらったという
イメージスケッチをベースに、シナリオをいっさい書かず、
いきなり現場でセリフを言ってもらうというスタイルで
クランクインするのだった。
全話見終わったあとも、よくわからなかった。
これは、リアルなのか?フェイクなのか?
ラスト近くに、「あ、これ、フェイクなんだ」と思わせるシーンがあったと書いたけど、
あの瞬間、僕は力が抜けたよ。
いままで、山田のよくわからん映画製作の進め方に
心の中でさんざんだめ出ししてた俺はなんだったんだ。
「イメージスケッチくらい自分で描けよ!」と叫んでいた僕は、
何だったのか。
結論いうと、
リアルな部分もあったんだと思う。
カンヌまで行って、映画祭関係者や映像作家数人と会ったり、
カンヌの常連監督 河瀬直美 に会って話を聞いたり、
彼女の映画に実際に山田が出演したりしていたので、
その辺は、リアルなんだと思う。
でも山田の映画製作に関しては、作り物だと僕は思ってる。
あの作り方、いい加減すぎる。
あんなんで映画が出来るわけがない。
という訳で、半ドキュメンタリー半ドラマというのが僕の認識。
最後に一つ、作品全体を通じて感じたことを書きたい。
芦田愛菜は、いい。
では、また。
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