修学旅行の夢を見た。
僕は中学生を率いる引率の先生。
あるいはクラスで最もおとなしい男子生徒。
あるいは一人旅のオッサン。
同僚の服部先生が運転する車には生徒も乗っている。
走行途中で上手くドアから下車した僕は
その車を後ろから観察している。
観察していると走行しながら
左前輪が外れ、前方に転がっていった。
これは大変だと追いかけて行く僕。
追いついたのはいいが、側溝に濁った水が溜まっていて左足を突っ込んでしまう。
そのうち坂道の上から
大きな赤ちゃん歩行器のようなキャスター付きの円盤のような乗り物に乗った
修学旅行生4人ほどが転げるように滑り落ちてきた。
「ブレーキ! ブレーキ!」
と叫んでいるところを見ると止め方がわからないらしい。
生徒たちは、その乗り物を分解して、やっとのことで止めた。
彼らは、その乗り物をどうやら盗んできたようだtったので、
とりあえず叱ってみるが、叱る対象が、
盗んだことなのか、危険な行為をしたことなのか、
修学旅行で他の地域に来ているのにおとなしくしていなかったことなのか
自分でもよくわからなかった。
料亭のような庭園で、大きな池をの前で校長先生のアドバイスを受ける。
中学生なんて動物と同じ、そんな生徒を引率するなんて何が起きても仕方ありませんよと言われる。
(校長先生はとある有名俳優だが、ここでは名前を出す事は控える)
僕と校長はおにぎりの中に蟹が入った料理をナイフで切って二人で食べた。
校長先生は、おもむろにポケットから手術で使うメスを取り出し、
目を離した隙に左手を切断した。
そして目の前の大きな池にゆったりと浮かんだ。
池の水に溶け出す血液の量が尋常ではない。
気がつくと胴体も切断していた。
校長先生の下半身は、池の底にゆっくりと沈んでいく。
顔はじっと空を見上げていた。凄い精神力だ、と僕は思う。
そして急に目の前が暗転して白い文字で校長先生のその後の人生が語られる。
縦スクロールではなく画面に表示された文字列が一気に切り替わるスタイル。
そのスピードが速すぎてどのページもちゃんと読めない。
その何枚目かに
「〇〇年~ 西荻窪にハマり、西荻の研究に没頭する」
とあった。
あんな風に自分で胴体を切断したのに、
校長先生は死ななかったのかと思うと、
人間ではないのではないかと思えてきて怖くなった。
西荻に没頭するというところで、
以前タモリ倶楽部で見た中学時代から数十年にわたり
架空の世界を脳内で構築してきた青年を思い出した。
その青年は強靱な精神を持っている。
だって彼は実質何もしていないのだから。
社会的には何一つ生産的な事をしていない。
その事を考えたとき自分の存在について不安に思った事はないのだろか。
自分は何の意味もない事をしているのではないかと思った事はないのだろうか。
そこで目が覚めた。
以上、そんな夢の話でした。
※ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
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ありがとうございました! <(_ _)>
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