【もくじ】
■ドラマ「なんもしない人」を見た
■嫌な仕事はないのか?
■請け負える仕事の許容範囲
■「何でも屋」とどう違うのか
■雇われる方だって選んでいい
■仕事とは何か
■まとめ
「ほとんど何もできず、
ただそこに存在するだけ。
人数合わせ要員くらいの事しか出来ませんけど、
それでもいいならご依頼ください」
というスタイルで仕事をしている人を
扱ったドラマです。
ドラマとしても割と面白かったので、
これからも観ようと思っています。
この変な仕事をしている人のドラマを見て
考えたことを以下にまとめてみました。
なんもしない人は、
いままで存在しなかった職業なので、
引き受けるかどうかは本人が決める。
出来そうなら引き受けるし、
面倒くさそうなら断る。
よって
嫌々やる仕事はないらしい。
そもそも「何もできません」というのが売り文句なので、
依頼してくるほうも結構気をつかうようで、
ドラマの中でも依頼者が、
「あの、〇〇は出来ますか?」
と気を遣いながら質問する姿が描かれている。
違法なことは、もちろんダメだろうし、
自分に過度のストレスがかかるような内容も
おそらく断るのだろうな、と思った。
「やってもいいかな」
と思える依頼だけを受けるというスタイル。
昭和の仕事人間に言わせると
「殿様商売」
という事になってしまうのだろうか。
自分にも出来るだろうか、
と想像してみる。
たぶん続かない。
僕なら、
たいていのことは
断らずにガマンしてやってしまうだろう。
「コレは自分はできない」
と自信を持ってキッパリと言えることが
それほどないのだ。
できる事も少ないけど、
出来ない事も、そんなにない。
それが僕。
いや正確に言うと違うな。
出来なさそうでも、
「やってみます」
と安請け合いしてしまって、
後で依頼者を困らせて、
お情けで賃金をいただく…
僕は、これまで、そんな感じのスタイルだった気がします。
話をもどそう。
結果、僕は、普通の「何でも屋」と
変わらないことになってしまうんではないかな。
なんもしない人は、
何かしなければならない依頼は断るという前提を
徹底して守っているところがすごいのだ。
「できません」と言うのが特徴の仕事。
日本人には、
「金をもらってるんだから何でもやらなければならない」
というおかしな仕事観を持っている人が多いと思う。。
お金を崇拝し切っているのだろうか。
「お客様は神様です」
という言葉が生まれた背景にも、
お金至上主義があるのではないかな。
お金をくれるお客様は神様です! みたいな?
そんなにお金がエライのか! (◎`ε´◎ )ブゥーー!
そうやってみんな、
仕事は大変だ。
お金をいただいているのだから大変なのは当たり前。
ストレスを溜めるのだって当たり前。
耐えなければプロではない。
という論法によって、
みずから苦しい立場に追い込まれていくのだ。
責任の袋小路に、入り込んでいくのだ。
けっきょく仕事なんてもんは、
その辺を歩いているニーチャンとかネーチャンを呼び止めて
頼んでやってもらってるだけ、くらいに
考えていた方が幸せなんだろうな。
雇うほうも雇われるほうも。
確かに雇う側としては、
いい加減にやってもらっては困る。
しかし、その結果、
社会全体が窮屈になって、
めぐりめぐって自分も窮屈な思いをするんだよな。
世の中のために、自分のために
しっかりやろうとして、
やり過ぎて、結局、みんな不幸になる。
それが日本人の特徴なのだ。
変な民族だよ。
ほどほどで人を許すことが、
結果、ほどほど社会を作り上げて、
自分も楽できるというコトでしょうか。
※ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!
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長文におつきあいくださいまして、
ありがとうございました! <(_ _)>