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高校受験生の10月

2014-10-17 09:20:20 | 受験生さんへ

中学受験・高校受験・大学受験とそれぞれが追い込みに入って来る秋です

その中で、高校受験生つまり中学3年生にとっては少し特殊な月です

高校受験のスタイルから来るものですが、この月に出される模擬の結果が大きな意味を占めているからです

それだけ重要な月の模擬ですが、問題があります

 

学校授業で「未習である場合がある」からです

 

これはどの教科にも言えるでしょう

公立中学の場合、理科・社会はもちろんですが、英語も「その」難易度での長文読解を十分に学校で行えていない事もあります

数学も基礎の公式は習ったけれど、応用問題を解いた事が無いなど

テストを受ける準備が整っていない状態でこの月を迎えてしまう事が、後々にとても悔やまれる事になります

 

私もこの話をするのが遅くなりました

今月の模擬は今週末に実施されますね、来週末は自校作成問題の模擬になります

 

当教室の生徒さんは既に併願校が決まった生徒さんもいますし

今週末の模擬に向け、追い込み学習をしている生徒さんもいます

真剣に毎日よく取り組んでいて関心しています

 

この時期の当教室では時間割に沿った学習をすると言うより「必要な教科」の学習を優先させています

例えば

「英語の授業」だったとしても、後半に「理科」の授業を取り入れるなどです

1コマは80分授業なので、60分英語をしてから理科の不安な単元や聞きたい解説を残りの20分を使ってやるなどです

授業後はその2教科の復習問題をこなし、全問正解してから帰る・・・・等が理想ですが

それは生徒さんが望めばの話です

無理矢理にはしませんが、なるべくそうして欲しいですね

 

公立中学に通っている場合の問題点の一つとして

「模擬に学習範囲が追いついていない」ことが挙げられます

 

中学生の学習スピードはこの模擬に合わせて、少し先を学習するくらいの余裕を持ちたいところです

そして、定期考査前はその範囲を「復習」するくらいに出来れば

志望校や「届くかな?」と思っていた上位校にも届くようになっていきます

 

3年生にとって10月は新しい単元を学習する時期ではなく、弱点克服の時期です

つまり、中学で習う9割の範囲の学習を終えている必要があります

特に、数学・英語はもう新単元をこれから習うと言うのでは遅いでしょう

 

2年ほど前になりますが、ある生徒さんは漢字が苦手でした

しかしこの時期に既に数学は得意になっていて、偏差値は65を超えていましたので

全体の底上げの為に漢字学習に集中しました(もちろん、自習です)

この生徒さんは10月の上旬まで部活動があり、その活動にも意欲的に取り組んでいました

部活動をしながらでも、得意な教科を伸ばして来たので

ここから弱点克服へとスムーズになったわけです

結果は勿論、都立・私立とも第一志望校に合格し好きな方を選べたわけです

 

今、中学3年生の生徒さんがどの状態にあったとしても

今日の話を読んだからといって、どうする事も出来ないのが現実ですが

1年生・2年生の皆さんはこれから幾らでも変えていく事が出来ますね!

 

高校受験生にとって10月はある意味、一つの節目として私は見ています

さぁ、受験生さん、中学生さん、後悔しないように頑張ろう!!