東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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自校作成校を狙う~高校受験~

2014-10-21 13:40:20 | 学習全般

東京都立受験では

共通5教科の一般入試問題に加えて上位高校は

「自校作成」として英・国・数の3教科が一般入試問題とは異なり

それぞれの高校が作成する問題での試験となります

これまで各高校ごとに作成されて来たのですが、去年より「グループ共通問題」として

自校作成校は3つに分かれました

 

当教室から近隣で言えば

大泉高校・新宿高校・戸山高校・青山高校が通学に便利な距離です

当教室からも大泉高校への進学を果たした生徒さんもいますし、講師1名は開進2中から青山高校へ進学しています(これは数年前という事になりますが)

東京の自校作成校のトップとして、日比谷・西高校が挙げられますが

この2校に含まれるブループの高校入試を考えるとき、どのように準備し、受験期を送れば良いのか?

また、受験期に突入するまでにどのような学習をしておく事が功を奏するのか?

と考えてみましょう

 

皆さんはどのように考えられますか?

やはり「英語・数学はずば抜けていなくては」とまずは思われた方も多いと思います

私もそのタイプでした

しかし、毎年高校受験に挑む生徒さん達を見ていて思うのは

”「理科・社会」が強い生徒さんは有利”

だと感じています

なぜか?

 

どこの塾でもそうですが、英語・数学というのは外さない教科です

学校で習い、塾で強化する事でこの2教科にはそれなりの力が付いている

しかし、理科・社会は後回しにされがちです

その後回しにされがち・・・な教科を

受験期より前からコツコツとこなして来た生徒さんは受験期に英語・数学に力を入れる事ができ

全体の底上げが完成します

 

中学3年生を見て来たこれまでの受験で、理科・社会に強い生徒さんは

大きな失敗になっていません

むしろ、目指した志望校に合格している事の方が圧倒的に多いです

 

自校作成校を狙うなら、受験期の前に理科・社会を高いレベルで維持しておく事が秘訣でしょう

*余談ですが、私立中学受験を経験している生徒さんは有利です

なぜなら、中学受験期に理科・社会は中学での学習範囲をほぼ網羅しているので

中学で習う理科・社会はほとんど初見ではなく「復習」と考えられます

 

では他にはどんな対策が必要かと言うと・・・

今度は英語・数学です

この2教科は非常に難易度の高いレベルで作成されます(当然ですが)

しかし、一般校と同じ時間で解かなくてはなりません

つまり、時間が足らなくなる可能性が非常に高い!(いわゆるタイムアウトですね)

英語・国語は一般校より遥かに長文な上に難易度が高く、読解する力は限りなく付けていく必要があります

また、数学は通常目にしないような図形からの問題(難問・奇問)があり

一つの問題に時間を取られる事は失敗に繋がります

 

高校受験では浪人ができませんから

失敗した場合を考えて、私立の第一志望校や併願校を考えておかなくてはなりません

自校作成問題に対応する為に難易度の高い問題に取り組みつつ

そうした入試への対策も必要となっていきます

 

考えただけでも大変そうですよね

実際大変です!

その大変な入試対策に挑む生徒さん本人には「体力」と「気力」がなくては

これらの対策に応戦する事ができません

 

ざっくりとですが、自校作成校を狙う上での重要ポイントを書いてみました

最後に付け加えると、これだけ大変な入試を支えるサポーターが優秀である事も必須条件です

都立入試問題「理科」では1名の生徒さんが満点で合格するなど、私たちのサポートにしっかり答えてくれています

当教室では偏差値80を超える講師陣がしっかりお子様をご指導させて頂きます

中1、2年生の皆さん、自校作成校を狙って一緒に頑張りませんか?