いよいよセンター試験が迫って来ています
当教室の生徒さん達もピリピリムードです、当事者達の緊張が高まるなか
周りはどう見守ればいいのか?
お子さんが受験だったら、”腫れ物にさわる”気持ちですよね
この時期、緊張の度合いは違っても、平常心でいられないのが普通でしょう
一般入試に向けてはまだ少し時間がありますが、センターに関して言えば
これから対策を・・という時期ではありません
もちろん自分が納得のいく過ごし方をする事も大切ですから、過去問をひたすら解いて見直す
という学習を続けるのもありです
つまり、本人はやりたいようにやれば良いのですが、見守る側はどうしたら?
という所で、私の考えを書きたいと思います
よくアスリートの方で使われる言葉が「コンディションが整っている」と言ったたぐいの表現ですね
入試に向けても同じ事が言えると思います
試験日はずっと前からわかっていました
なので、その日に焦点を当ててここまで学習してきました
受験生が入試の日までにこなすべき学習をして来たのであればコンディションは整っていると言えるでしょう
オリンピック等で活躍する選手を考えると幼少期の頃から練習を重ね
小さな大会に出場したりして”場数”を踏んで来たという事を考えてみて下さい
受験生達は中学受験や高校受験を乗り越えてここまできました
高校生になってからは多くの模試を受け、アウトプットする練習を重ねてきました
受けては反省して、改善してをくり返してここまで来ましたよね
しかし、オリンピック選手もそうですが、本番で力を出し切れるかどうかはわからないものです
「金メダルをとりたい」という気持ちは誰にでもあるでしょう
しかし、ここまで積み重ねて来た自分を「100%発揮したい」という気持ちも本物だと思います
似ているけれど、少し違うと思いませんか?
「一番になりたい」と言うのと、「全力を出し切りたい」と言うのでは意味が違いますよね
生徒さん達はやはり「一番をとりたい」と考えている事の方が多いでしょう
もちろん、見守る方も心の中ではそう思っています
しかし、同じ声援を送るのでも「一番になってね!」と周りが言ってしまったら
プレッシャーは重くなる一方ですよね
なので「全力を出せればそれでいいんだよ!」と少し肩の力を抜いてあげるくらいが良いと思います
最後のコンディションを整えるのはメンタルです
諦めない気持ちと程よい緊張
体調は良好で、試験会場への道順も迷う事なく行かれる状態になっていて、朝から脳が快調に働く事
食事の時等は勉強の話ではなく、気分転換になるような話を笑顔で交わす
そんなメンタル維持をしてあげられるのはご家庭しかありませんよね
人事を尽くして天命を待つ
私も笑顔で送り出そうと思っています