昨日は大学受験生さん達の個人面談をしている傍ら
新講師陣の模擬授業を行っていました
高校生さん達が生徒として席に座り、その後ろに先輩講師陣が
授業の流れの善し悪し、解説の善し悪しを細かくチェックし
終了後に指摘します
これは通常授業より緊張しますよね
新米講師はマーカーを持つ手もちょっと震えていました
実際の授業では、生徒さんの理解が至っているかを判断しながら進めるので
その点ではこの模擬授業は少し違います
単元の解説がわかりやすく出来ているか?がチェックのポイントとなります
複数の教科解説をしてもらいましたが
数学の解説で指摘が飛びました
『たすきがけ』という方法があります
計算をする時の手法ですが、当教室では中学生の時に既にその使い方をマスターします
しかし、世間一般ではそうではないので
「~~~~ここで、たすきがけをして・・」と解説しても
生徒さん達は「???」となってしまいます
当教室で育った生徒さんだからなのかもしれませんが
解説ではなく、余談でこうした手法を教えてあげる方が良いですね
模擬授業の後からは質問が新米講師からあり、先輩講師は一つずつ丁寧に応えていました
*生徒さんの『わかった』は信用してはいけない事
*宿題を嫌がる生徒さんには難易度を下げて量を調整する事
それぞれの考えや対応の仕方を聞き、明日からの授業に実践していく事でしょう
教わる側から教える側に移行する時も、意欲や積極性は何よりも必要です
これからは教える側として、増す増す成長して行く姿を楽しみにしています
生徒さんたちの個人面談は、東大院講師が担当してくれています
志望校合格に必要な得点と教科、それを達成する為に今やるべき事と短期での目標点
一人一人、丁寧に説明し生徒さん達の目標を明確にして行きました
今日の面談に向けて自分なりの計画表を作ってくるように話してありましたが
”上手に計画を組めている”と感じた生徒さんは2名のみだったと聞きました
昨日面談した生徒さんは全部で7名です
このことからわかるように、高校生と言えど
任せていても”結果を出せる計画”を作れる生徒さんは少ないという事です
次の個人面談は夏になります
それまでに見直してもらった計画を実践する事がまずは目標ですね
小学生・中学1・2年生高校1・2年生の生徒さん募集中です
ぜひお問い合わせください
今日は高校生さん達との個人面談です
塾内テストの結果と
生徒さん達に計画表を書いて来てもらい
それを元に、これからの学習について話し合います
3年生は既に入試に必要な教科は把握しています
学習内容に生徒さん自身がどれだけ理解を深めながら進めているかを知るには
テストが一番わかりやすいのですが
しかしそれが全てではありません
大手予備校等なら”チューター”がになう分野も、当教室では講師が行います
学習計画の相談・確認・アドバイスです
今回は、生徒さん達に
1週間の計画
1ヶ月の計画
8月までの計画
の3種類を書いてくるように伝えてありました
生徒さん達がどのような計画を立てながら学習しているのかを
指導する講師自身が知っているというのは、授業の成果に大きく繋がります
そしてそれが小さな塾の良さでもありますね
個人面談に向けて、東大院講師がブログを書いてくれていますので
最近、ある意識の違いが気になるのですが
毎週実施している100単語テストですが、浪人生は積極的で現役生は敬遠がちなのです
現役生も模試やセンター同日を受けていますが、やはり本番を経験した事のあるなしで
取組む意識も変わって行くという事でしょう
計画を立てても、それが実践されなくては意味がありません
小テストを行う事で、緩んでしまう気持ちに歯止めをかけることに繋がればと思うのですが
小テストを受けたがらない→計画が崩れやすい
という事に、現役生はまだ気がついていないのかもしれません
塾内テストはこれから回数も増えて行くのですが、ある生徒さんの反応がとても印象に残りました
テスト結果はその日のうちに出されますが、その結果を見て思ったより出来が悪かったのです
生徒さんは
「もう一回やらせて!」
「時間見るの忘れちゃったから、もう1回やらせて!」としつこく言ってきます
「次のテストまでに、また力を付けるように勉強して頑張ろうね」と返事をすると
ガッカリしていました
それで思い出したのですが、東大生などの難関を受ける生徒さんは
”テストを楽しむ”事が上手だという話です
『かかってこい!』という気持ちで挑むのだそうです
まるゲームでもしているかのような感覚なのでしょう
ゲームオーバーになると、悔しさや面白さで『もう一度やろう』となるように
テストももう一度!もう一度!となる
その感覚が今の生徒さん達に足らないのかもしれません
多くの生徒さん達にとって、《テスト結果=優劣をつけられる、とか親御さんに叱られる》
となっているのでテストは嫌なものという認識が根付いているのだと思います
でも、どのお子さんも本当は失敗したら悔しくて、”もう一度やりたい!”
という気持ちが根底にあると思うのです
学習計画のアドバイスはそんな気持ちを持っている生徒さんにとってさらに効果を発揮します
『次こそは』という気持ちにマッチしているからですね
そして、そんな気持ちがまだ弱い生徒さんには、計画を実行する事で確かに結果が付いて来る事
を実感して欲しいと想いっています
今日は授業はありませんが、とても大切な時間になります
来年に向けて、みんな頑張りましょう!!