10月に入り朝晩肌寒くなってきましたが
昨日は天気がよく、山の麓では28度くらいありました。
気温は、標高が1000m高くなると5度ほど下がります。
日時:2021年10月2日 12:30~19:00
天候:晴 弱風 気温:23度前後
標高:約850〜1010m
↓ 晴天満開!
この山では、アカアシクワガタは7月中ごろからぼちぼち出始め
遅い年では10月でも見ることができます。
しかしながら昨日は条件がそろっていたにもかかわらず
オス1頭しか発見できませんでした。
もしかしたら、他の採集者が入ったのかもしれません。
今どき「根こそぎ」するような採集者はいないと思いますが・・・
↓ 唯一発見できたアカアシクワガタ(オス)
一方、ヒメオオクワガタはメス2頭を確認することができました。
1頭は、深い茂みに落下して見失いましたが画像は残せました。
↓ 食み痕(ヒメオオクワによるもの)
↓ 木登り中のヒメオオクワガタのメス
↓ 風に揺れながら採餌中のヒメオオクワガタ メス
⇩ ⇩ 深い茂みに落下してさようなら
↓ リリース前の集合写真
↓ カワラタケの生存競争
昨日高山帯で発見できたクワガタムシは
アカアシクワガタ♂1・ヒメオオクワガタ♀2の計3頭だけでしたが
Tさんとこれまで行ったことない場所へも入り込んだりして
5時間ほど探索を続けました。
林道沿い含め、斜面では
ヒメオオクワガタやアカアシクワガタを発見するのは
圧倒的に谷側が多いのですが
これは地形の関係上(斜面)
発生木は谷側になることが主な理由ではないかと思われ
比較的平坦な場所ではどちらの方向でも発見できます。
↓ 斜面では倒木は谷側に多くなりやすい
マダラクワガタのいる倒木では
幼虫10頭ほどと飼育用の赤枯片を採集しました。
倒木の状態は白〜赤へと移り変わる過程の部分もあり、量も豊富
また、誰にも見つからない場所であることなどから
当分の間は安定して繁殖が繰り返されるものと思えましたが
残念ながら、今回もツヤハダクワガタの発見はありませんでした。
↓ マダラクワガタ秘密の発生木
↓ 半赤枯れ部から多く発見できた
↓ 発見できたのはすべて終齢幼虫
↓ 10頭ほどと、朽ち木片を持ち帰り
↓ そろそろ日が沈む
昨日は狭い範囲を時間をかけて探索しました。
はじめて入った茂みでは
ヒメオオクワガタによるものと思える古い食み痕がいくつもあり
また、起伏の激しい林床の向こうには
立ち枯れや倒木が思いのほか多いことも知りました。
おまけ
↓ 風の中、30分ほど照射(今峰HID75W大型) 気温17度
↓ ヒメヤママユ発飛来
↓ でた! いつものガムシ!
せっかくだからと軽い気分で一つだけライトを出しましたが
この日の風は、虫を寄せ付けませんでした。
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