場所:鳥取県山地帯
日時:2019年9月28日 14:00~21:20
天候:時折曇り時折晴れ 気温:麓で28度 夜間:20度くらい
標高:約700~970m
画像:多め
昼間
山に出かけるときは必ず現地の天気を調べます。
ところが最近の予報はサイトごとに異なり
手軽に調べることができる反面
利用者を混乱させます。
当日も各サイト大筋で雨が降るとしていましたが
完全に外れました。
↓ 最近の天気予報はどのサイトもスベル。
荒れた林道を進み、いつものポイント付近に車を止めます。
ネット片手にしっかりじっくり見ていきますが
林道から見えるホスト木には全くいません。
いつ探しても同じ結果です。
茂みを分け入りいつものポイントに入ると
ヒメオオクワガタがいました。
そーとネットを近づけ捕獲成功。
45mmほどの比較スレのないオスです。
↓ 画像中央上付近ヒメオオクワガタ
今度はTさんに合図を送り、木に衝撃を与えると
落ちました、アカアシが。
えっ? アカアシ? しかも2♂
ここ周辺はアカアシの薄い場所と思っていたのに・・・
更に衝撃を与えるとまた落ちました。
現場は急な斜面のため落下物を見失ってしまいましたが
アカアシだった可能性はあります。
↓ 真新しい食み後
同一木にヒメオオクワガタとアカアシクワガタが付く
私の経験ではこういった現象が起こると
次第にヒメオオクワガタの発見が難しくなる傾向にあります。
発生木の限界でしょうか?
↓ 1本の柳にヒメオオ、アカアシ
この後、車の入ることができない林道を歩いて探索しましたが
日没が近づくためこれといった成果もなく引き返しました。
↓ 基の場所へリリース
オニクワガタまた飛来!
今年最後?のライトトラップ
10月を前に気温も下がり始めているので
当日は標高を下げ
700m付近でライトを点灯しました。
当夜は薄手のカーデガンを羽織れば寒くなく
恐らく気温は20度くらいあったと思われ
予想以上に虫は飛来しました。
特にヤママユの飛来はかさ高くも綺麗で
しばし撮影に没頭しました。
↓ ヤママユ
↕ 時期的に多いのか?
↓ 黄土色系も大きく美しかった
↓ この時期はバッタ類も多い
昆虫はそこそこ飛んできますが
クワガタは飛んでこないので
そろそろ撤収しようかと決めた時
Tさんがオニクワガタを発見しました。
これでオニクワガタの飛来は2回目になります。
前回は8月24日 標高約940m(初飛来)でした。
オニクワガタの飛来は
ライトを55wから最新75wに替えてからになります。
そして、それ以来どこで点灯しても
カメムシの飛来数も明らかに増えました。
↓ オニクワガタ♀
↕ 同一個体
↓ 下方のカメムシには肩に緑のラインが入る
私の行動範囲内では
オニクワガタの活動最盛期は
8月上旬頃〜9月上旬くらいまでと認識していましたが
当山ではこの時期でも元気なメスがいることや
標高700mあたりにも生息していることが分かり
大きな収穫となりました。
おまけ
9月14日 県北部標高約950m
↓ 桜と思われる木からスジクワ9頭
↓ 9頭が付いていた
↓ ライトトラップ〜風が強すぎて短時間で終了
↓ ノコギリカミキリ(モドキ?)
9月23日 県北部
標高600~1000m Kさんと
↓ 台風の翌日
↓ 標高約600m
↓ スジクワガタ ♀ 標高約600m
↓ スジクワガタ♂ 小型・大型 標高約600m
↓ ノコギリクワガタ 標高約600m
↓ ↓ ↓
↓ 標高約1000mにて
今年もあと少しでシーズン終了です。
週末になると崩れやすくなる天気の周期も
そろそろ終わり
高山の秋は深まります。
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