5月も半ばを過ぎ、気温も上昇の一途をたどっています。
良い天気の中、大阪のTさんと兵庫県北部の山地帯に行ってきました。
今年はA山北斜面1回
同じくA山南斜面1回
異なる山塊B山2回の計4回の訪山をしており
今回の記事は5月14日のB山と
5月21日のA山南斜面の様子を画像中心に書きました。
↓ 左B山:約10mm 右A山北斜面:約12mm
また、河原にてマグソクワガタも観察しましたので
前記事「マグソクワガタ2017年No.2」にその様子を後日追記します。
B山のコルリクワガタ
日時:2017年5月14日 15時過ぎ~17:20
天候:曇り 気温:麓で25度
標高:約970~1000m
Kさん同行
1週間前と比べ、林道の雪は少なくなっていましたが
それでも車は途中から行けません。
日陰になると肌寒く感じる場所もありました。
標高970m付でブナひこばえの枝に付く小さなオスを発見。
ネットで衝撃を与え、すくおうとしますが落ちません。
まったく動きません。
仕方なく手で捕獲。
すぐ近くのひこばえでもオスを発見しましたが
こちらも動かず、手で捕獲しました。
↑↓ 動かない
曇り空で気温もやや低めのときはあまり活動的ではありません。
その後も入念に探し歩いたつもりですが
1頭も発見することなく下山することになりました。
↓ B山のコルリクワガタ 9.5~10.5mm
↑ 体色は見る角度や光によって変化
B山では計4頭のオスしか見ていませんがどの個体も小柄でした。
また、脚部欠損個体もありました。
A山南斜面のコルリクワガタ
今年最初に行ったA山北斜面側は
落石の恐れがあるため現在通行止めになっています。
↓ 北斜面入口付近の養蜂風景
日時:5月21日 15:20~17:35
天候:晴れ 気温:25度くらい
標高:950~1050m
Tさん同行
標高1050m、日当たりのよいところで多数のコルリを発見しました。
ここは良く発生しており、オスは総体的に大きく、12mmを超える個体や
大型メスもいました。
↓ メスの奪い合いはかなり激しい
↓ 一旦離れるが まだあきらめてはいない!
↓ 戦いに負けて枝を下る
↓ 異なる樹種でも後尾中発見
オスの飛来は、16過ぎまで続きました。
メスの飛来も1頭ありましたので恐らく今週内が発生のピークだと思います。
↓ オスは気性が荒く、大あごを目いっぱい利用している
↓ この種の警戒心は弱く感じる
↓ コブヤハズがネットに付いていた! オス
↓ 左は別の河原で発見(メス) 右は同上
↓ 日当たりの悪いところは寒い
↓ 良いひこばえが少ないながらも残っている
昨日は、短時間で沢山の個体を見ることが出来
濃い目の一日となりました。
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