今年はいつもより早めにコルリクワガタを探しに行ってましたが
山地には予想以上の残雪があり
また、早春の天候もよくない日が多かったため厳しい状況が続いていました。
そして、5月12日
ようやくコルリクワガタを見ることができました。
ひこばえに潜り樹液を吸汁するメスを探す♂
今記事は未発見の日も含めて県北部2か所での状況を覚書しました。
4月13日 15:00~17:30
標高:約950m
天候:曇り 気温9度前後
残雪が多く低木ブナの芽吹きはほぼありませんでした。
↓ 芽吹きはまだ先
↓ あきらめて下山~寒い!!
4月27日 14・50~17:00
標高:約800~1000m
天候:曇り時々晴 気温:10度前後
中低木のほどよい芽吹きにはあと数日かかりそうでした。
↓ ところどころに芽吹き
↑ 気温が低すぎて活動していない
5月12日
ようやくコルリクワガタを見つけることができました。
日時:5月12日 14:15~17:00
天候:晴れ時々曇り
気温:麓で26度前後
標高:約940~1010m
ここからはほぼ画像になります。
↓ 雪はまだある
↓ よい感じの芽吹き
↓ ひこばえに潜る雌雄 メスは樹液を吸汁中
↓ ひこばえに潜り、新芽を齧って染み出る樹液を吸汁する
当日は雌雄同じくらいの数を見たので
観察地あたりでは発生ピークに近いものと思えました。
↓ 茶色いガクが簡単に取れるようなひこばえを探す
↓ 甘い樹液のせいでアリも多い
↓ メス
↓ オス
↓ オスの交尾欲は強い
↓ 飼育開始 ブナの薄黒い朽木(採卵用)
今年はいつもより1週間以上遅い発見になりましたが
早春のクワガタムシを見ることができ良い一日となりました。
ご連絡ありがとうございます。
コルリクワガタは実際には見たことないので一度見てみたいですね。標高1000mあたりだと5月でも残雪があるとは驚きました。コルリは飼育下では、普通にゼリーを食べるのでしょうか?
こちらは梅雨入りしました。
こちらこそありがとうございました。
コルリは小さいですが青とか緑に輝き、とてもきれいです。
県北部高山帯の北斜面の谷間では6月ころまで雪が見れる年もあります。
コルリはゼリーやリンゴなども食べますが、メスが産卵に入ると、オスはメスを追って潜り込み、姿を見せなくなります。