この連休は気温も上がり、春めいた陽気になりました。
金魚も餌を食べる日が増えてきた
平地においた高山系クワガタの目覚めも近くなり
今日は、自然温で保管していた3種の様子を見ました。
孤独のコルリクワガタ
昨年の春に生まれたキンキコルリ(ニシコルリ)です。
秋に1頭の羽化を確認したため、朽ち木は埋め戻しましたままです。
↓ 今日の物置内温度
物置からコルリの入ったプリンカップを取り出してみると
マットの上に緑とも青ともいえぬオスが1頭見えます。
コルリは綺麗
このところの陽気で動き出したのでしょうか。
やっぱり平地は早いなぁ と思いながらマットや朽ち木を崩していきます。
あれ?
出てきたのはコメツキムシの幼虫らしきものが二つだけ。
ということは秋に確認したオス1頭が全て。
そうゆうことか・・・
マダラクワガタ
こちらは2Lブロー容器で管理しています。
蓋を開け、上部に成虫がいないことを確認した後
トレイにガサッと移します。
マダラの場合は、仮にいたとしても
マットに紛れる成虫を発見するのは容易ではありません。
幼・成虫の確認は、木片を崩すほうが早いです。
↓マットには成虫の死骸が幾つか混ざっている
一つ目の赤枯れ片から終齢幼虫が出てきました。
↓ 終齢幼虫(後期)
他にも食痕はありましたが朝晩はまだ寒いのでむやみに崩すのは止め
生存確認ができたことで良しとしました。
キュウシュウヒメオオクアガタ
煙草箱くらいのタッパーに雌雄分けて休眠させています。
保管場所は室内で、屋外物置より少し温度は高めです。
↓ぜりーを食べた形跡あり
名義亜種(基亜種)は15度程度で摂食することが珍しくありません。
キュウシュウ亜種も似たような感じです。
まずオスの生存確認から
次いでメス
両方とも元気でオスの動きは鈍くなく
試しにメスを近づけると下画像のような行動をとりました。
↑ すぐに離したため未交尾
そろそろ本来の容器に移しかえたほうが良いかもしれません。
今日の大仕事
もうすぐオキナワマルバネの掘り出しを行うため
単独飼育用のマットを作りました。
比率は
カブトマット20L:ミヤマ食べかす10L:赤枯れ3L
カブトマットはふるい掛けしたものを
赤枯れは少なめ、ミヤマ食べかすはK氏からもらったものです。
そして、水分やや多めにしました。
↓ 赤枯れは水に溶いて使用
掘り出しではどのくらい幼虫が出てくるかわかりませんが
今日のマットで暫くはしのげるものと思います。
出来上がったマットは、袋に入れておしまい
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