クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

派手な樹液痕、ここで何が採れるのだろうか?

2015-04-13 23:55:53 | クワガタムシ関連

一昨日、友人と二人で夏場に樹液採集できるポイント探しに行ってきました。




場所は京都府下

自宅から車で約40分ほどかかるのですが

ここは私の母親の実家周辺で

子供のころからよく訪れている町です。

子どものときは、夏休みになると

毎年カブトムシやミヤマクワガタを採りにいきました。


山沿いの細道には太い株から2本、3本と伸びたクヌギが並んでおり

目についたものだけを採って大満足! 

沢山沢山採れるため、目の前の洞や樹皮の隙間など眼中にありません。

また、当時の田んぼには少ないながらもクヌギのあぜ木が見えました。

そして、たまにいるクロカナブンは珍しく

特別扱いした思い出深いところです。




実は、この市内では過去にオオクワガタの記録があるのですが

困ったことに記録はメスのみで

しかもそれが野生のものか

飼育品なのかよくわからない微妙な時代の記録
なのです。

ただ、隣接する複数の地域では

養殖物の心配がほとんどない時代の記録もありますので

古くはこの地域にもオオクワガタがいたのかもしれません。


ところが最近になって

このエリアでオオクワガタが採れたという情報が入りました。

知らされた場所は

他でもない子供の頃に焦がれた思い出の地域名

今どきのオオクワガタは・・・と思いながらも

懐かしさと”オオクワガタ”という響きに突き動かされたわけです。





今回見つけたポイントは

開発するために副次的に作られた道のおかげ、皮肉なもんです。

そこに道が出来なければ普通は入り込まないような場所でした。

そのせいか採集者の痕跡らしきものがなく

しかも狭い範囲で派手な樹液痕のある立派なクヌギがいくつも見つかりました。

↓ 幹のいびつな部分は樹皮がめくれあがり、洞があります


↓ ぽっかり空いた樹皮は誰も手を付けていないようです。






↓ 立ち枯れも結構ありました。


↓ 同じ場所にこんな感じのエノキもいくつかありました



今回は運よく新しい採集場所を見つけたため

子供のころに焦がれた あの細道には行きませんでしたが

次の機会には行ってみたいです。


1時間ほどの探索を終え車に向かう途中

「今日は満腹ですわ」と友人が。

車に乗り込み場所をナビに登録、これで準備完了!

夏の夜、ここで何が採れるのだろうか?



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