アマミマルバネの採卵が終わりました。
マルバネはたくさん卵を産みます。
飼育下での3桁産卵はさほど珍しいことではありませんが
今回は可能な限り産卵させたく、自分なりに数を意識した飼育を行いました。
環境と掘り出し
採卵期間:2024年8月18〜10月21日までの46日間
温度:23度前後
容器:40cmx30cmx深さ15㎝ほど
産卵マット:マルバネリサイクル約45%・シイ赤枯れ約55%
水分:強く握れば水が滲む程度
餌:昆虫ゼリーを欠かさない
交尾:掘出し毎(セット前の精嚢かき出し含む計12回)
掘出しのタイミング:中盤までは1週間毎・中盤からは母虫の徘徊が目立つ毎
結果
中盤あたりから母虫のマット上の徘徊頻度が多くなったため
実質4日ほどで掘り出すようにしました。
計10回の掘り出しで採卵できた数は217個です。
一日の産卵指数は4.7個となり、想像以上によく産んでくれました。
また、その間母虫はゼリーもよく食べました、飼育ならではの恵まれた後食です。
↓ ゼリーを後食中
↓ 幼虫らしきものがうっすら見える
↓ 最初のころの掘り出しグループは孵化した
掘出し毎に20個前後の卵が現れ、母虫も元気な様子でしたが
9回目の掘り出しから2〜3日の間に母虫は動かなくなりました。
↓ 10月2日、母虫死亡確認 セットから46日目
↓ 10月3日 最後の掘り出しは4粒
採れた卵は、ちょっと窮屈ですが500ccほどのpカップに20個前後入れて様子を見ています。
いまのところ孵化率は悪くないです。
↓ オスはまだ動きが良い(10月6日夕方撮影)
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