クワガタ~スズメバチ等の覚書

   Photo & Text by こよみ

アマミマルバネ・2-産卵

2021-07-22 18:39:56 | アマミマルバネ(徳之島)

*カテゴリーから入ると飼育過程等が繋がります。

7月22日、徳之島産アマミマルバネの掘り出しを行いました。

 

↓ 種オス

 

日本の大型マルバネ類は羽化からおおよそ40〜45日ほどで産卵は可能です。

今回のマルバネの場合、交尾そのものはそれより早く済ませました。

 

↓ オス羽化から35日経過、交尾終了

↓ 2回目の交尾で性嚢かき出し(計3回実施)

↓ 交尾後はメスを攻撃する

 

産卵セット

アマミマルバネの採卵は初めてなので

オキナワマルバネの産卵に使用するマットに

念のためシイの赤枯れを15%ほど追加しました。 

水分は多めで、軽く握って水が滲み出るくらいにしました。

 

↓ 赤枯れに加え、蛹室や幼虫時に食べていたマットも混ぜる

↓ 粘度は結構高い

↓ 底部4cmほどは少し押さえて詰め、上層部はふんわりマット

↓ セット完了 2021年6月23日 

↓ 管理温度は23〜25度程度

↓ 最後のメスも6月21日に羽化

 

掘り出し

セットから約1ケ月たちました。

アマミマルバネのブリードは初めてなので不安と期待の掘り出しです。

 

↓ 2021年7月22日 掘り出し直前、マットは当初より沈んでいる

↓ 卵発見!

 

掘り出し結果は卵13ケ

思ったよりかなり少ないです。

やっぱりアママルは難しいのか?

それとも今からなのか?

 

母虫の右前脚符節は飛んでいましたが元気です。

これからは1週間ごとに掘り出しを行い

卵を蓄積できればと思います。

 

↓ 掘り出し結果卵13ケ

↓ 母虫も健在

↓ 種オス

 



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