*カテゴリーから入ると飼育過程等が繋がります。
7月22日、徳之島産アマミマルバネの掘り出しを行いました。
↓ 種オス
日本の大型マルバネ類は羽化からおおよそ40〜45日ほどで産卵は可能です。
今回のマルバネの場合、交尾そのものはそれより早く済ませました。
↓ オス羽化から35日経過、交尾終了
↓ 2回目の交尾で性嚢かき出し(計3回実施)
↓ 交尾後はメスを攻撃する
産卵セット
アマミマルバネの採卵は初めてなので
オキナワマルバネの産卵に使用するマットに
念のためシイの赤枯れを15%ほど追加しました。
水分は多めで、軽く握って水が滲み出るくらいにしました。
↓ 赤枯れに加え、蛹室や幼虫時に食べていたマットも混ぜる
↓ 粘度は結構高い
↓ 底部4cmほどは少し押さえて詰め、上層部はふんわりマット
↓ セット完了 2021年6月23日
↓ 管理温度は23〜25度程度
↓ 最後のメスも6月21日に羽化
掘り出し
セットから約1ケ月たちました。
アマミマルバネのブリードは初めてなので不安と期待の掘り出しです。
↓ 2021年7月22日 掘り出し直前、マットは当初より沈んでいる
↓ 卵発見!
掘り出し結果は卵13ケ
思ったよりかなり少ないです。
やっぱりアママルは難しいのか?
それとも今からなのか?
母虫の右前脚符節は飛んでいましたが元気です。
これからは1週間ごとに掘り出しを行い
卵を蓄積できればと思います。
↓ 掘り出し結果卵13ケ
↓ 母虫も健在
↓ 種オス
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