*ライトトラップ関連の記事は、
カテゴリー「高山性クワガタムシ」にもあります。
昨日は、午後からTさんと連休最後の高山帯に行ってきました。
今年になって初めての場所ですが
昨年の灯火では念願のオニクワガタが飛来した付近です。
夕暮れまでの余時間では
アカアシクワガタと
スジクワガタを見つけることができました。
一方、ライトトラップのほうは
風が吹いていたせいもあり
飛来はぼちぼちでしたが
日中も含め、まずまず楽しめました。
日時:2020年8月15日 昼夜:16:50~23:00
日中:16:50~18:00 標高:約700~908m
灯火:19:20~23:00 標高:約878m
天候:晴時々強めの風
気温:夜間24度前後
日中の探索
これまでクワガタが全く付くことのなかったヤナギ群で
アカアシクワガタを発見しました。
高山帯ではそれまでまったくいなかったヤナギ等に
ある年急に
アカアシクワガタやヒメオオクワガタが付き始め
びっくりすることがあります。
おそらく近くに発生木が出来たのではないかと思われますが
そういった木々の場合
長年に渡って付き続けることはあまりなく
翌年からはまったく見られなくなることもあります。
また、それらの個体の多くは
兄弟である可能性が高いと私は考えています。
↓ 中央付近にアカアシペア
↓ これまで付かなかったヤナギにアカアシが付いていた
↑ 全体的に大型 おそらく兄弟
↓ ウリハダカエデにもクワガタは集まる
↓ ↓ ↓ スジクワガタ 標高約908m
↓ 日中の結果はアカアシとスジクワ
↓ 1本のウリハダカエダからスジクワガタ6頭
↓ 毎年ヒメオオクワガタが付くヤナギ
8月半ばに入り
ヒメオオクワガタも意識して探しました。
そして、真新しい食み痕を見つけましたが
残念ながら主は発見できませんでした。
この辺りでのピークはもう少し後です。
↓ 画像右上 ヒメオオクワガタの今年の食み痕
ライトトラップ標高878m
当夜は風があり、比較的過ごしやすかったのですが
ライトトラップにはよろしくない強さでした。
↓ ここで灯すのは通算3回目
↓ 服は白系✖ できれば長袖
↓ 「虫よけ」・「クマよけ」は必須
↓ 前の枝が伸びて邪魔
↓ 任意の長さで固定できる網
↑ 志賀昆虫社 5mアルミ製 優れもの
あわよくばオニクワガタと蝦夷タイプのミヤマを・・・
↓ 19:20 灯火開始 時折強めの風と、成長した枝が気になる
↓ コメツキムシ
↓ 風の合間を縫ってぼちぼち甲虫が飛来
↓ アカアシクワガタ メス
↓ 餌を求めてオサムシが
↓ 蛾か蝶か?
↓ かわいらしいミヤマクワガタのオス
↓ いつの間にかコクワガタ飛来 オス
↓ ミヤマクワガタ メス
↓ 風が出ると飛翔は消極的
↓ ウンモンスズメ 緑の粒は卵?
↓ どこでも飛来するガムシ
↓ ノコギリクワガタ メス
↓ コクワガタ オス
↓ よく飛来するウスバカミキリ
↓ ヒグラシ
↓ 湿度が高いせいかカマドウマが多い
↓ ミヤマクワガタ オス
↓ 枝に付いた虫は網で採る
↓ 枝から落ちたアカアシクワガタ オス
↓ ミヤマクワガタ メス
↓ 今回もカメムシ・羽アリ・シデムシは少なかった
昨夜の灯火では
クワガタムシと思わしき個体が
ライトを超え、後ろの林に飛んで行ったりしました。
風に乗ったのでしょうか?
その都度探しましたがそれらは見つかりませんでした。
↕ 昼夜の結果
↓ 採れた場所ごとにリリース
帰りの街灯で
最近の街灯はLED化が進み
殆ど虫が集まらなくなりました。
たまに残る大型蛍光灯には
こんな顔ぶれが集まっていました。
この街灯もそのうちLEDになるのかな?
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