4月を明日に迎え緩やかな気温上昇とともに
クワガタムシに接する時間も増えてきました。
チャイロマルバネ餌追加
話は少しさかのぼり3月17日のこと、チャイロマルバネの掘り出しと餌追加をしました。
*タイトルにNo.がある記事はカテゴリから入ると飼育過程等が繋がります
*マットの作り方は、記事「難関種マットの作り方」をご参照ください
*光の加減でマット等は、実色とは異なります。
去年の秋から産卵マットをそのまま餌にしていたのですが
このままでは餌がいきわたらなくなるため次の餌を追加しました。
掘出し
管理していた幼虫はプラケース中2個・小1個・2Lブロー容器1個
計4個にそれぞれ14~20頭を入れていました。
温室管理では乾燥が気になっていたため、たまに霧吹きをして注意はしていたのですが
プラケース管理のものは思いのほか乾燥気味で内部全体にまでは行き届いていなかったようです。
オキナワマルバネのときと同じような状況でした。
↓ ほどんどパサパサ状態
↓ 下部2㎝ほどの硬詰め部に幼虫が
↓ 加齢直後(2齢)
掘出し結果
各容器の生存率は以下のようになりました。
中ケース1=18頭→14頭=77.7%(つぶし1)
中ケース2=20頭→15頭=75.0%
小ケース =18頭→14頭=77.7%
2Lブロー =14頭→14頭=100%
平均生存率=81.4% なんとも微妙な結果でしたが
2Lブロー容器のマットはほどよく湿っており生存率は100%であったため
今回の結果はマットの水分が大きく影響したものと思われました。
次の環境へ
掘出しを終え、再び産卵マットを3㎝ほど硬く詰め
そこに穴をあけ、幼虫を投入したのち、次のマットを乗せる感じで10㎝ほど入れました。
追加したマットはそれまでの産卵マットとは質が異なり、昨年12月に作っておいたものです。
↓ シイ赤枯れ40% カブトマット40% 終齢幼虫食べかす20%
↓ 水分あり!
↓ 底部3㎝ほどは基マット
幼虫は、臭いや加圧などを感じて新たなマットの存在を知るはずです。
拒絶することなく、そのマットを食べてくれればよいのですが・・・
マットを追加してから約2週間経過した今日現在、追加したマットを食べている個体や
基マットと追加したマットを行き来しながら過ごしている個体が複数います。
どうやら食べているようで安心しました。
それにしてもチエックするたびに数が減るのは痛いですね。
おまけ
ストックしていた赤枯れがもうすぐなくなりそうなので
今日は、馴染みのところでいただいてもきました。
↓ この倒木1本でつなぐ
↓ 塊を数個
↓ 金槌で粉砕
↓ 1時間ほどかけて粉砕
↓ この赤枯れからやっと見つけたコメツキ虫成虫
チャマルは上手くいっている様ですね。うちのアマミはチラホラ落ちているのもいるようで、ここでじっと我慢して触らず見ています。もうしばらくしたら確認したいと思います。
アママル心配ですね。
こちらのオキマルも3割ほど落としてしまいちょっと焦りました。
チャマルは今のところ新しいエサも食べているようでホットしています。
様子を見ながらGW頃には単独飼育に切り替える予定です。
また、GWあたりは「春のクワガタムシ」シーズンです。
コルリとかマグソとか。
そのころに一度メールしますね。