あまのはらふりさけみれば・・・・

北京で単身赴任生活2年、帰国後も中国ネタを書き綴ります。

散髪をしてみました。

2013-05-11 21:25:26 | 日記
初めてのお店での散髪って勇気がいりますよね。
まして海外ともなればなおさらです。
ましてまして海外で散髪したことがないとなればなおのことです。
それにもまして、言葉が通じるか不安、となればなおなおさらさらです。

さて、なぜか拙宅の近所には、散髪屋さんとクリーニング屋さんがない。
周囲に広がるロシア人街の人たちはどうしているのだろうか。
ロシア語はさっぱりなので聞くに聞けない、って問題じゃねーか。

いろいろとあったが、それは後述することにして、このような無残な姿に。


ギャーッ!
切って洗ってチョット乾かしただけ、セットなし。
もうぅええわっ!
でもこれで2ケ月はもちそうな感じ。






※ お店に入るまでの途中経過

王府井(よく銀座にたとえられる)に向かう途中の下町界隈で探してみる
ことにしたまではよかったのだが、とても入る気が起こらない「若者向け」
の理容・美容の総合店ばかり。特に美容部門が若い女性ばかりで、気後れ
してしまった。
ようやく路地に一軒と思いきや、北京にありがちなヤル気のない店員の
おっさんが二人でソファで胡坐をかいているようなところ。これもパス。



思い切って、バスに載って3停留所先で下車。片道6円ほどやし・・・。
先週発見した散髪屋が数件あった地区へ。
15元(約230円)のお店は大混雑であきらめるしかなく、

近所をうろついて、おっさん理容師のいる理容・美容総合店へ入ったのであった。

※ お店での会話、おっさん心のつぶやき

おっさんB(理容師)「你好。(いらっしゃい。)」
おっさんA(客)  「你好。(こんちわ。)
           我想剪头发・・・。(散髪したいんやけどぉ。)」
おっさんB(理容師)「要烫吗?(パーマいかがですか?)」
おっさんA     「不用。剪一个头发和洗头。」
           (結構です。髪を切って頭を洗って下さい。)
    A 心の中で「パンチにでもするんかいな、ただでさえ短いのに。」
おっさんB     「好、请进。」(わっかりました、どうぞ中へ。)

  ト書き 奥の個室に案内される。入り口フロアはカット、ダイ、パーマ、
      ブロウのみ。というかお湯が出るのは奥の2席だけ。

    A 心の中で「値段・・・。まぁええか!いってまえ。」
          「おっ、バックシャンプーやないか、やるのう。」
おっさんB 洗髪しつつ「○A×B※★X☆C?」
おっさんA     「我听不懂、不好意思。」(わかりまへんねん、スンマセンなぁ。) 
    A 心の中で「何言うてるねん、わかるかいな、そんなん。」
おっさんB     「你是哪里人?」(お客さん、田舎はどこ?)
おっさんA     「我是日本人。」(日本人です。)
おっさんB     「日本人?」(マジ、ほんとう?)
おっさんA     「是、是日本人。」(ほんまやで。)

  ト書き おっさんA、Bともにうなずく。ウンウン。  
      あと特に会話もなく、手振りを交えてカット、再度洗髪ときて、
      先ほどの頭、一丁25元(約380円)なり、でした。