goo blog サービス終了のお知らせ 

★星空日記コリメート風goo★

星や旅などの話題を「ひらい」が札幌から発信。2010年開設。2022年7月にteacupからgooへ引越しました。

手稲山に初冠雪2024

2024-10-20 08:20:00 | その他の記事
 10月19日(土)の札幌は夕方から強い雨でした。翌朝の10月20日(日)の8時、開成高校天文同好会OBの連絡網で小樽や札幌で初冠雪になったことを知らされました。

 急いで自宅屋上に昇ると遠方の手稲山に初冠雪を確認。


 10月20日8時04分に望遠レンズで撮影。

 冬将軍が北海道に来るのはもう間近のようです。

【10月21日6時50分:記事追加】
 札幌管区気象台によると、札幌市でも10月20日に初雪を観測。平年より8日早く、昨年2023年より22日早いとのこと。10月の札幌の初雪は7年ぶりだそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

精米が店頭から消えて

2024-09-29 06:00:00 | その他の記事
 日本全国で2024年8月ごろから店頭で精米の品薄状態が続いていました。

 世間の「お米が無くなるので買いだめしておく」という風潮に抗い、私は買いだめせずに平時と同様、自宅の在庫が無くなりそうなら買う主義です。8月下旬になりお米を買っておこうと思ったら案の定、いつも食料品を購入しているスーパーでは8月上旬ごろから売り場のお米が消えていました。
 しかし、我が家では残っていたお米で2週間ほど白米が炊けそうでした。

 安価で供給されているお米がないと日常生活に苦しむ人達が大変になるとはいえ、我が家は代替品などを活用するなど多少の余裕があります。

 ついに9月12日(金)、お米が無くなり災害用に備蓄していたレトルト白米、パスタ、パンなどで対応しました。


 9月15日(日)に星見をするため美瑛町に行く途中の富良野市でAコープに寄ったところ、新米が店頭で売られていました。早速5kgの精米を1袋購入。

 私がいつも食料品を買う大型スーパーでは9月19日(木)に新米の入荷があり店頭販売されていました。

 天候の不順、農業政策の考慮不足、国民の買い占めということが重なるとすぐにこういったことが起きることは過去の歴史が物語っているように思います。

 歴史を学び、情報リテラシーを学ぶことで偏った情報と正確な情報を各自が吟味し、他人の言動に煽られず各自が行動を決めることが大事だと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胎内星まつり2024(3日目)

2024-08-31 06:00:00 | その他の記事
 前回のブログ記事 【 胎内星まつり2024(2日目) 】からの続きです。

 最終日3日目の2024年8月25日(日)、9時半に中条グランドホテルを出発。12kmほど離れた星まつり会場へレンタカーで向かいました。
 10時少し前に会場に到着。

 最終日の3日目は10時から天文館で太陽観望を担当させてもらいます。


 曇っていましたが、すでに天文館スタッフのCさんがドームスリットを開けて準備していました。

 10時から一般公開を開始。雲の切れ間から時々太陽が顔を出します。お客様に投影板に映った太陽黒点をお見せしていると、ひとつの黒点がハートマークになっていることに気がつきました。


 投影板に映った黒点を接写してみました。お客様に恋の成就にいいかもと伝えると笑いが起きました。薄雲を通しての撮影でコントラストが悪くボケ気味。
 お客様にも投影板に写ったハート型黒点の撮影をお勧めし、ほぼ全員がスマホで撮影されていました。


 これは前日の8月24日に投影板を接写したもの。この時点ではハートマークに気がつきませんでした。

 一般観望が終了する12時少し前から雨が降り出したため、止むを得ずドームのスリットを閉じ観望終了。

 これから本部の撤収作業があるというのに嫌な雨です。撤収前に天文館の庇の下で実行委員の記念撮影をします。その際、太陽観望に来ていた親子から並んでの記念撮影を依頼されました。昨夜の土星も見て感激したそうです。

 記念撮影が終わり、ますます雨が強くなってきました。


 大雨の中、左側に写っている本部の撤収が続きます。右側の出店ブースは全社撤収済みで無人です。飲食ブースのテント下から13時に撮影。

 14時過ぎから雨が小降りになってきました。撤収が完了した15時前には雨が上がりました。

 実行委員17人で近くの蕎麦屋さんに寄り遅い昼食。そしてここで反省会を実施。
 胎内市の公式発表によると3日間の参加延べ人数は1万8千人だったそうです。

 16時過ぎに反省会が終了。皆さんに再会を約し新潟空港へ向かいました。途中、再び大雨になり落雷も発生。時間の余裕があったはずが道路渋滞でギリギリの空港到着になりました。レンタカーを返却。


 新千歳空港行きのJAL2877便に搭乗します。機材はエンブラエル170型機で登録機体番号はJA216Jです。


 雨の中、新潟空港を飛び立ちました。


 19時15分、新千歳空港に着陸。気温33度の新潟から気温23度の北海道に戻りました。

 空港連絡バスに乗り帰宅したのは21時少し前でした。帰宅後に爆睡。翌日は洗濯の山。(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胎内星まつり2024(2日目)

2024-08-29 06:00:00 | その他の記事
 前回のブログ記事 【 胎内星まつり2024(1日目) 】からの続きです。

 2024年8月24日(土)9時半に中条グランドホテルを出発し、12kmほど離れた星まつり会場へレンタカーで向かいます。

 途中のコンビニで昼食を購入。10時少し前に星まつり会場に到着しました。星まつり2日目は受付けスタッフが増えたため、天文館の助っ人に専念できそうです。11時からの一般公開は天文館スタッフのCさんと交代しながら対応しました。

 ここでは口径60cm反射の筒先に蓋をし、同架しているサブスコープで太陽の白色像や太陽のHアルファ像の観察ができるようになっています。

 雲が多く、お客様に太陽やオーロラなどの説明をしていると、時々太陽が雲間から顔を出します。

 口径13cm屈折望遠鏡を使い投影板に投影された太陽を接写してみました。本影部と半影部がちゃんと写りました。黒点が多いですね。(この時、SNS上ではハートマークの黒点が話題となっていたようですが、私が気がついたのは翌日の午前中の投影時でした)


 途中で曇ってしまいお客様が途切れた際に記念撮影させてもらいました。この大きな望遠鏡がまるで私の個人所有機に見えます。(笑)
 この望遠鏡は昭和機械製作所さんが2003年に納入した口径60cmF8リッチークレチアン式反射望遠鏡です。

 14時から別の任務に就くため、天文館スタッフのCさんと交代しました。
 別の任務というのは、乙宝寺(おっぽうじ、宝という字は古い字体の寶)という新潟では有名なお寺の見学という「星まつりのアクティビティ」の記録撮影係です。14時半にバス乗車。参加者は10人ほど。

 20分ほどの乗車で乙宝寺に到着。


 天平8年(736年)聖武天皇の勅願により創建され、古くは乙寺と呼ばれていたそうです。乙という漢字は別読みで「きのと」。ここの地域名は胎内市乙(たいないし きのと)です。以上、乙宝寺のHPから引用。
 

 1時間ほど案内説明していただいたボランティアさんの後ろ姿を了解をいただき撮影。本業は「乙まんじゅうや」という名物を売る老舗の社長さん?です。話術が巧みで人を引きつける技を見習いたいと思いました。

 なお、この案内ボランティアさんから札幌市内で有名な洋菓子店「きのとや」は創業者?が乙(きのと)出身だったことから名付けられたそうです。(札幌に帰宅後、きのとや本社に電話し現会長の何代か前のご先祖様が乙出身ということを確認済みです)

 これまで、胎内星まつりの期間中は会場から出ることがなかったので、写真記録係でしたが良い息抜きになりました。

 16時半に会場に戻り、会場内を散策。顔馴染みとなったメーカーさん3社に撮影のご協力をいただきました。


 ビノテクノさん。代表の服部さんとは2003年に愛知県で開催された「双眼サミット」で大変お世話になりました。(JR駅から会場まで自家用車で送っていただきました)その後も何回か星まつり会場などでお会いしています。


 五藤テレスコープさん。左の近藤さんにはマークXのモータードライブや星用直視分光器などの件でお世話になりっぱなしです。右の青木さんは五藤光学の社員さんで札幌市青少年科学館開館時のプラネタリウムでお世話になりました。個人所有のマークX望遠鏡を会場に持ってきています。


 昭和機械製作所さん。会社の皆さんには様々な面で個人的に大変お世話になっています。写っている機材は超高精度赤道儀「17E XNOS」という最新鋭の製品です。
 上記3枚の画像はブログへの顔出しOKの了解をいただいています。ご協力ありがとうございました。

 撮影終了後、何か面白いものが出品されてないか会場をウロウロ。


 自分へのお土産としてレンズヒーターを購入してしまいました。
 これまで横田ヒーターさんの製品を2本購入して使っていました。もう1本欲しいなあと思っていたところ、浅沼商会さんのレンズヒーターKLH-1が星まつり特価2,000円で販売されていたので衝動買いです。5段階温度調節機能とタイマーも20分から60分までの5段階調節が可能です。

 


 夕方になり、天文館の屋上には小型の望遠鏡2台と口径15cm双眼鏡1台を天文館スタッフのCさんが準備していました。しばらくすると本部スタッフ3人が屋上に来て望遠鏡操作と説明を行います。

 ドーム内に戻ると、先ほどまで晴れていた空に雲が流れてきたため、口径60cm反射で導入する天体を選ぶのに難儀します。19時から天文館での夜間公開が始まりました。Cさんと私の2人で口径60cm反射を交代で対応します。

 Cさんが最初に導入したのはヘルクレス座のM13。その次がアルビレオだったようですが、天体を導入してもすぐに曇ってしまうので、天体の説明をしながら晴れるのを待ちます。
 私は初心者にも天文愛好家さんにも楽しんでもらおうと「こと座のベガの伴星3個」や、ベガが曇ったら「アルタイルの伴星3個」を見てもらいました。いずれの伴星も主星から離れた位置の10等級から11等級なので口径60cm反射を使えば初心者でも簡単に見ることができます。

 お客様の殆どは天文初心者のようなので、雲に覆われていない見やすく楽しめる天体を導入していましたが、1人の天文愛好家さんからM57を見たいという要望がありました。
 あまり初心者向けでないと判断し、お客様が少なくなってから導入しますねと返答。しばらくすると、お客様が殆どいなくなったことから、こと座のドーナツ星雲M57を導入。空の暗さと口径の大きさで星雲の歪な形や濃淡まで見えます。

 その途端、急にお客様が増え始めるました。天頂付近の星が見え始めたことから集まってきたようです。雲で他の天体を導入する訳にもいかず、そのままM57を見続けることにしました。
 見た後に感想を初心者と思われるお客様にお聞きすると、単に何だかボーっとあるだけという返答だったことから、暗い天体を見るコツをお教えし、もう一度見るよう促すと殆どのお客様が穴の空いたドーナツが見えたと言ってくれました。

 そうこうするうち、土星が雲の上に出てきました。口径60cm反射望遠鏡を土星に向け倍率を480倍まで上げます。まだ低空のため、これ以上の倍率はボケるだけと判断。

 この倍率だとお客様の眼に合わせたピント位置が大事になってきます。天文愛好家さんだと「ピントを動かしていいですか?」と聞いてくるので、接眼筒クランプを私が緩めピント合わせをしてもらいます。なお、殆どの天文愛好家さんは器械近視の傾向が強いようです。
 お客様の多くが初心者だと自分自身で合焦してもらう方法が時間的に無理なので、便宜的にマイナス1デイオプトリー程度に合わせておきます。見た後の感想をお聞きしピントが合っていないと私が判断した場合は簡単な質問をし長年の勘でピント位置を変えると殆どのお客様はハッキリ見えるようになったという感想を語ってくれます。

 並んでいるお客様に土星の輪の消失時期などを説明しながら、望遠鏡を見ているお客様には見えている土星の衛星名と位置を説明するなどして夜が更けていきました。23時30分に夜間公開が終了。24時ごろに本部へ戻りました。

 前日同様、中条グランドホテルに戻りシャワーを浴びビールを飲んで2時に就寝。

 次回のブログ記事 【 胎内星まつり2024(3日目) 】に続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胎内星まつり2024(1日目)

2024-08-27 06:00:00 | その他の記事
 3日間の予定で開催された第41回の胎内星まつり2024に実行委員会スタッフとして参加してきました。2019年以来5年ぶりの参加です。この様子を3回に分けて書きます。

 なお、前回胎内星まつり2019の様子はブログ記事 【 胎内星まつり2019 】をご覧ください。


 マイカーをフェリーに乗せて新潟県の会場まで往復するのは自宅を長期間留守にできないことから諦め、飛行機で往復することにしました。
 4月下旬に札幌丘珠空港から新潟空港までトキエアの運賃を調べたところ、新千歳空港発着のJAL便の方がかなり安かったので、トキエアを諦めました。札幌丘珠空港は自宅から車で10分ぐらいでとても便利なのですがね。

 2024年8月23日(金)7時過ぎに自宅近くの停留所から空港連絡バスに乗車。早朝というのに満席。私は最前列の補助席でした。8時前に新千歳空港に到着。
 JALのJGCチェックインカウンターに行くと男性グランドスタッフさんに対応していただきました。これまで数十回もJALカウンターを利用していますが、男性は初めてです。


 仙台空港発のJAL2901便が新千歳空港に到着し14番ゲートに駐機する直前の9時33分に撮影。このJAL2901便はこの後に私が搭乗する新潟行きJAL2872便になりますが、仙台空港保安検査の問題で出発が1時間近く遅れたため新千歳空港への到着がかなり遅れました。機材はエンブラエル170型機で登録機体番号はJA222Jです。


 定刻よりも25分遅れの表示になっていますが、この後さらに5分遅れの9時55分の出発になりました。ほぼ満席でした。


 新潟県沖の粟島が見えました。あと10分ほどで新潟空港に着陸します。

 新潟空港に着陸したのは11時16分でした。
 札幌の自宅を出る時の気温は26度。新潟空港は36度。ムッとする暑さです。空港でレンタカーを借り、その際に無料貸し出しの傘もお借りしました。
 前日にオリックスレンタカーから電話があり「予約していた軽自動車が出払ってしまうのでコンパクトカーでもいいですか。料金は軽自動車のままで」とのこと。もちろん承諾しました。

 13時前に星まつり会場に到着。大会実行委員の沼澤さん達もちょうど到着したところでした。早速、本部設営のお手伝い。


 看板掲示のお手伝いをしてから撮影。この日の胎内市の最高気温は39度。会場の標高は200mほどあるのでもう少し気温が低いらしいのですが、水分をかなり意図的に補給しないと熱中症になってしまいます。


 スタッフの人数が足りないので、流れ落ちる汗を拭きながら受付けをしていたら、知人のKさんが私の前を通り過ぎました。
 「あれっ! 何でここにいるの?」とKさんに問いかけられ「私はJPL(Japan Planetarium Lab.)の北海道支部長なので」と返答。(笑)
 Kさんとは今年の4月に北米皆既日食時の帰りにテキサス州ダラスフォトワース空港でお会いしたばかりです。Kさんが撮影してくれた画像を拝借。すでに暑さでバテ気味の私です。それにしても暑い。


 会場には飲食店10数社を含め60数社が出店。会場周辺には開催期間のみ駐車場所やキャンプ場所が特例で許可されていますが、例年混雑気味のようです。画像は星まつりパンフレットを接写。


 本部前で組立てられた口径30cmF10フローライト屈折経緯台です。個人所有の機材ということに驚きました。
 鏡筒部は4分割で、接眼部+細い鏡筒+太い鏡筒+対物枠に分解可能です。架台部は昭和機械製作所さんの特注経緯台です。チェーンブロックを使い架台ブロックと鏡筒を個々に吊り上げ4人がかりで組立てしていました。

 暗くなってから本部の受付けを離れ、200mほど離れた胎内自然天文館へ向かいました。この日の夜は20時30分から23時30分までスタッフのCさんと私の2人で交代しながら屋上に設置された口径60cm反射望遠鏡の操作と説明をさせていただきました。雲が多いのが残念でした。

 深夜0時に本部に戻り、レンタカーで中条グランドホテルへ向かいました。同乗してもらったJPLの脇屋さんとのおしゃべりで道を間違えそうになりました。途中で月の輪熊が公道から逃げていくのを目撃。ちょっと小さめのクマさんでした。

 なお、現地で車中泊か施設内で雑魚寝の予定だったのですが、ホテル宿泊予定のスタッフが急に来られないことになり、その代わりとして私が急きょホテル宿泊となりました。無償ボランティアなので宿泊代は自腹です。(笑)

 シャワーを浴び冷たいビールを飲み2時に就寝。やはり冷房が効いたホテルは快適です。ベッドで熟睡できました。来年からはホテル宿泊にしようかな。

 次回のブログ記事 【 胎内星まつり2024(2日目) 】に続きます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする