狩野の牡丹
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昨日、家に戻ったら
「山下清」のドキュメント番組を放映していたので見入ってしまいました。
美術史上にどのように位置を占めるか知りませんし
美術市場ではどうなのかわかりませんが
彼の放浪癖と貼り絵には特別のものを感じている人も多いのではないでしょうか。
ドキュメントを見ていると
山下清を評価した人もいれば
支援した人もいる。
食い物にした人もいれば
利用した人もいた。
愛する人もいたし
疎ましいと感じた人もいた。
学問の対象にした人もいた。
彼にとって何が必要だったのか
どれが幸せなのか
何が自由であり
束縛だったのか
そんなことは後になって考えることで
その当時は誰も分らないし
自分の物指しでした見えなかっただろうなと思ったりもしました。
でも、旅を愛する日本人には
それを実践した山下清に独特の親しみを感じたのではないでしょうか。
彼はいまでも記憶に残る人ですね。
足利の藤です。
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今日はバスツアーでした。
午前中は雨、午後から初夏の光でした。
足利の藤は見事でした
そしてつつじヶ丘の躑躅は見ごろ過ぎでした。
狩野の牡丹は営業用の牡丹でした。
足利の藤だけが見ごろでした。
「花の命は短くて・・・・」でしょうか。
花もきっと、見られたくないときがあるのではないでしょうか?
そして、見せてはいけない時期もあるのではないでしょうか。
どの時期もそれなりに美しいなどと私には言えません。
昭和記念公園の芥子
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私のホームグランドは
「昭和記念公園」
「神代植物園」
そして、「みなとみらい」です。
毎月一回は様子を尋ねにいきます。
花の名前などまったく知らなかったのに
最近、少しだけ分かるようになりました。
そしてみなとみらいは海の感触が好きなのです。
それだけでけっこう幸福な気分になります。
でも、ときにはバスツアーもいいですね。
とにかく格安だし、
行きたいと思っていても行かなかったところに
気楽に連れて行ってもらえるのです。
自分ひとりでは行かないけれど
何かきっかけがあったら行きたい。
そんな場所に連れて行ってくれます。
このお手軽感がいいですね。
ときおり弁当がつきますが
決して上等なものではないのですが、
それはそれなりを楽しむ気になれば
けっこういけます。
去年は
「赤城山」「横川渓谷」「袋田の滝」「河口湖」などのツアーに参加しました。
けっこう、企画しているのが専門業者ですから、
それなりの場所を選んでますね。
慣れれば、申し込みなども簡単ですね。