芭蕉の句
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栃木県に住んでいたとき
黒羽の雲巌寺を訪ねたことがあります。
そのときの深まった山の中に入りこみ
独特の林から漏れてくる光に出会い
奥の細道ってこれだと思ったことを覚えています。
美しい自然、葉からこもれびが広がり
涼しい風が気持ちよかったですね。
そういえば、奥の細道の江戸から離れる
北千住にも住んでいた時期もあります。
もちろん、面影もなにもありませんでした。
それでも橋を渡ると田舎に向かう。
そんな雰囲気がありましたね。
芭蕉は一路日光に向かいました。
栃木県に住んでいたとき
もちろん、日光へも出かけました。
そして、日光から黒羽を通過した路も歩きました。
そして、西行縁の遊行柳ですね。
上の句が芭蕉の句です。
仙台に住んでいたときは、松島・瑞巌寺
そして岩手県に住んでいたときは、平泉
そして、山寺を訪ねました。
芭蕉に引きずられて
訪ねたものです。
そんなときもありましたね。
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このごろは「そんなことがありましたね」が多いですね。
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すっかり初夏
半袖姿の若者を見ると
夏なんだなと思う。
そろそろ就職活動をしなければならない人は
面接用のスーツも準備しなければならない。
きっと、親がその気になっているかもしれない。
寅さん映画で
満男君が13回就職に失敗するエピソードが出てきます。
ちょっとその気にならなければいけないし
何かを断ち切らなければならない
そして、もう遊べないという思い
切ない時期ですね。
通過点ですよ。
折り返しではありませんよ。