あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

すっかり初夏の空になりました

2008-05-08 21:19:31 | 日記

芭蕉の句

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栃木県に住んでいたとき
黒羽の雲巌寺を訪ねたことがあります。
そのときの深まった山の中に入りこみ
独特の林から漏れてくる光に出会い
奥の細道ってこれだと思ったことを覚えています。
美しい自然、葉からこもれびが広がり
涼しい風が気持ちよかったですね。

そういえば、奥の細道の江戸から離れる
北千住にも住んでいた時期もあります。
もちろん、面影もなにもありませんでした。
それでも橋を渡ると田舎に向かう。
そんな雰囲気がありましたね。

芭蕉は一路日光に向かいました。
栃木県に住んでいたとき
もちろん、日光へも出かけました。
そして、日光から黒羽を通過した路も歩きました。
そして、西行縁の遊行柳ですね。
上の句が芭蕉の句です。
仙台に住んでいたときは、松島・瑞巌寺
そして岩手県に住んでいたときは、平泉
そして、山寺を訪ねました。
芭蕉に引きずられて
訪ねたものです。
そんなときもありましたね。

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このごろは「そんなことがありましたね」が多いですね。

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すっかり初夏
半袖姿の若者を見ると
夏なんだなと思う。

そろそろ就職活動をしなければならない人は
面接用のスーツも準備しなければならない。
きっと、親がその気になっているかもしれない。

寅さん映画で
満男君が13回就職に失敗するエピソードが出てきます。
ちょっとその気にならなければいけないし
何かを断ち切らなければならない
そして、もう遊べないという思い
切ない時期ですね。

通過点ですよ。
折り返しではありませんよ。

車引き

2008-05-08 19:27:41 | 日記
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車引きも大変だ。
でも、最近は商売として成り立つらしい。
もちろん、大部分はアルバイトの学生だろうけど・・・・
ちょっとした商売だ。

最近、いろいろな人がいろいろ商売を考えているようだ。
そんな時代なのですね。
以前は、無料が当たり前だったが
商品になる。
無料で配られているもので商売になる。
若い時代だったら、そんなことを考えるのも
ひょっとして、楽しいかもしれません。

車引き
どのように楽しいか分りませんが・・・・・
でも、ひょっとして捨てたものではない。
けっこう楽しい仕事かもしれないし
人によってはビジネスチャンスかもしれません。

山頭火の句

2008-05-08 19:05:22 | 日記

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山頭火の句は
知的で学芸的な世界に閉じこもっている
現代俳句とは違った魅力があります。

美は乱調にある。
何かを破ることでしか表現できなかった。
その魅力なのですね。

私はなぜか、山頭火の句は
いつも物足りなさを感じているのですが
その「表現の物足りなさ」が
山頭火の魅力ではないかと思っています。

芭蕉や蕪村の句には
色彩的でデッサン力がしっかりした
世界が見えるのですが
山頭火には破調はあっても描きかけのままの絵しか見えないのです。

でも、すきです。