昭和記念公園
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昭和記念公園の「みんなの原っぱ」というのがあります。
子供連れ、学生のグループなどはここで遊びます。
公園の中央部分は原っぱが広がるだけで何もありません。
ただ、中央部分に原っぱのシンボルのような木が一本立っています。
なぜか、とてつもなく大きな木なのですね。
団体のグループは集合場所にしたり
荷物置き場にしています。
そして鬼ごっこをしたりしています。
当たり前の広っぱをそれぞれのやり方で楽しんでいます。
童謡の歌詞ではりませんが
みんなを見守ってくれる。
そんな感じがあります。
ずいぶん、写真も撮りました。
ホピーと組み合わせたり
コスモスと組み合わせたりしました。
どれも絵になるのです。
そんな包容力がある木ですね。
でも、この木に出会うと
「自分が消えても、この木は残る」と思うのです。
生きる長さの物指しが違うのですね。
自分が消えても、何事もなかったように
その場に立っている。
そのことに不思議な感動が沸いてきます。
この公園に来ると
行き帰りにこの木の下を通ります。
それが儀式なのですね。