来週まで仕事がないので
あちこち気ままにしています。
来週からは休みがないのです。
それはそれ、
今日のうちにしたいことをする。
そう意気込んでいたのですが
したいことなど殆どなく
時間を楽しく潰したいだけ。
そんなものでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の俳句
日ざかり泣いても笑うても一人 種田山頭火
一人を自己イメージとして固めておこうとする
種田山頭火のこだわりを「孤独」「孤高」と見る人もいるでしょうが
素人の私には、一人にこだわっている
そんな姿に見えます。
一人であることを知人に知らしたい。
そんな思いを感じますね。
千日回峰を続ける修験者に
手を合わせている。
そんな関係をイメージしているのかもしれません。
ですから、種田山頭火の句には
行き先がある。面倒を見てくれる人がいる。
そこに、何か人間的な曖昧さを感じています。
だから、好きなのかもしれません。
ひょっとして、彼は約束を破るのは
しかたないことだと思い込んでいた人
だったかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の映画
「MI2」(トム・クルーズ主演)
世界的ヒットをした映画の続編です。
作りはまったく同じ。
トム・クルーズとその仲間が協力して
作戦を成功させる。
お約束の美人が出てきて
必要に応じて人質になり
邪魔をする。
そして、何ともありの知恵を搾り出しての
アクション、爆発が後半のお楽しみ。
昔「スパイ大作戦」というシリーズを昔見ました。
特命と受けたスパイチームが
危険をおかして敵地に侵入し、その目的を達する。
漫画的ですがそれがけっこう面白い。
それぞれが特定領域のプロフェッショナルで
そのチームワークが見せ所
そんなテレビドラマで昔、かなりヒットしました。
その映画版です。
音楽をそのまま利用しているのが面白い。
物語のつくりは「007シリーズ」
展開は「ダイ・ハード」と同じ
最後はカーチョイス・爆弾の爆発
殴り合い、どんでん返しのさらにどんでん返し
もともと、物語を理解しようとなど思っていないし
実際、どのように努力しようとしても理解できない。
きっと、作者や監督の思い込みで作られているのでしょう。
でも、見る人には細かい部分はちっとも分からない。
まあ、そんな映画で、2時間をハラハラドキドキしながら見てました。
そして、感想としてはずいぶん金を使っているようだけど
大丈夫だったのでしょうか。
アメリカ人はこんな野蛮な映画が好きなのだ。
そう思うと笑えました。
日本の若い連中は、喜びながら
「アメリカ人って、おかしいじゃないの」と劇場を出て30メートル歩いたら
そう言うのだと思う。
ただ、冒頭、崖をフリーハンドで登るシーンがあります。
とてもスリリングでいいのですが
高所恐怖症の私は、そのシーンを見ているだけで気分が悪くなりました。
・・・・・・・・・・・・・・
「トニー滝」(市川準監督・イッセイ尾形・宮沢りえ主演)
最近の映画は長い。
長すぎる。
その点、この映画はさほど長くない。
そこがいい。
先ほど見た「ミッション・インポッシブル」は
アクションシーンが延々と続き
目も耳も麻痺してしまいました。
この映画の第一の魅力は
セピア調の色彩。
こんな素敵な映像の映画を見たことがない。
そのため、尾形も宮沢も彫琢の美しい表情になっている。
物語と言っても奇妙な人物が登場するだけ
そんな人の心象風景を淡々と紹介するだけです。
物語はナレーションで展開し
出演者の台詞はほとんでありません。
宮沢りえが演じるのは、美しい服を見ると欲しくなり
それを止めようとしても止められない妻
尾形はイラストレーター
そんな夫婦であったのですが妻が死んでしまう。
そして虚無感の中で再起できない尾形が
妻に似た女性と知り合い
再生する。
まあ、そんな内容なのですが
登場する人物がよく見えない。
生活が見えない。
でも象徴的に説明がある。
でも、宮沢りえのファッションが抜群にいい。
彼女はブランド物を着てもいいですね。
それと、尾形の過剰な演技が抑えられている。
でも、彼がイラストレーター
あるいは妻に大量の服を与えた男の
雰囲気は乏しい。
リストラされたおやじ
そんな雰囲気が残っているだけ。
まあ、そんなことはどうでもよい。
坂本龍一のピアノも生きているし
最近ではレベルの高い映画ではないでしょうか。
お奨め映画ですね。
私は、今日日本映画劇場というスカパーで見ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それにしても市川準監督
素晴らしい才能の持ち主ですね。
「トニー滝谷」の色彩に圧倒されましたね。
昔、見や映画「BU/SU」が面白かったですが、
最近は、「あしたの私のつくりかた」がよかった。
この映画、明日、紹介をします。
どこにも丁寧に見ると素晴らしい才能の人がいるのですね。
自分が才能がなく、感性も頼りないので
あれこれいえないのですが
見ることだけはできます。
これからも日々の愉しみにしたいですね。
あちこち気ままにしています。
来週からは休みがないのです。
それはそれ、
今日のうちにしたいことをする。
そう意気込んでいたのですが
したいことなど殆どなく
時間を楽しく潰したいだけ。
そんなものでしょう。
・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の俳句
日ざかり泣いても笑うても一人 種田山頭火
一人を自己イメージとして固めておこうとする
種田山頭火のこだわりを「孤独」「孤高」と見る人もいるでしょうが
素人の私には、一人にこだわっている
そんな姿に見えます。
一人であることを知人に知らしたい。
そんな思いを感じますね。
千日回峰を続ける修験者に
手を合わせている。
そんな関係をイメージしているのかもしれません。
ですから、種田山頭火の句には
行き先がある。面倒を見てくれる人がいる。
そこに、何か人間的な曖昧さを感じています。
だから、好きなのかもしれません。
ひょっとして、彼は約束を破るのは
しかたないことだと思い込んでいた人
だったかもしれません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日の映画
「MI2」(トム・クルーズ主演)
世界的ヒットをした映画の続編です。
作りはまったく同じ。
トム・クルーズとその仲間が協力して
作戦を成功させる。
お約束の美人が出てきて
必要に応じて人質になり
邪魔をする。
そして、何ともありの知恵を搾り出しての
アクション、爆発が後半のお楽しみ。
昔「スパイ大作戦」というシリーズを昔見ました。
特命と受けたスパイチームが
危険をおかして敵地に侵入し、その目的を達する。
漫画的ですがそれがけっこう面白い。
それぞれが特定領域のプロフェッショナルで
そのチームワークが見せ所
そんなテレビドラマで昔、かなりヒットしました。
その映画版です。
音楽をそのまま利用しているのが面白い。
物語のつくりは「007シリーズ」
展開は「ダイ・ハード」と同じ
最後はカーチョイス・爆弾の爆発
殴り合い、どんでん返しのさらにどんでん返し
もともと、物語を理解しようとなど思っていないし
実際、どのように努力しようとしても理解できない。
きっと、作者や監督の思い込みで作られているのでしょう。
でも、見る人には細かい部分はちっとも分からない。
まあ、そんな映画で、2時間をハラハラドキドキしながら見てました。
そして、感想としてはずいぶん金を使っているようだけど
大丈夫だったのでしょうか。
アメリカ人はこんな野蛮な映画が好きなのだ。
そう思うと笑えました。
日本の若い連中は、喜びながら
「アメリカ人って、おかしいじゃないの」と劇場を出て30メートル歩いたら
そう言うのだと思う。
ただ、冒頭、崖をフリーハンドで登るシーンがあります。
とてもスリリングでいいのですが
高所恐怖症の私は、そのシーンを見ているだけで気分が悪くなりました。
・・・・・・・・・・・・・・
「トニー滝」(市川準監督・イッセイ尾形・宮沢りえ主演)
最近の映画は長い。
長すぎる。
その点、この映画はさほど長くない。
そこがいい。
先ほど見た「ミッション・インポッシブル」は
アクションシーンが延々と続き
目も耳も麻痺してしまいました。
この映画の第一の魅力は
セピア調の色彩。
こんな素敵な映像の映画を見たことがない。
そのため、尾形も宮沢も彫琢の美しい表情になっている。
物語と言っても奇妙な人物が登場するだけ
そんな人の心象風景を淡々と紹介するだけです。
物語はナレーションで展開し
出演者の台詞はほとんでありません。
宮沢りえが演じるのは、美しい服を見ると欲しくなり
それを止めようとしても止められない妻
尾形はイラストレーター
そんな夫婦であったのですが妻が死んでしまう。
そして虚無感の中で再起できない尾形が
妻に似た女性と知り合い
再生する。
まあ、そんな内容なのですが
登場する人物がよく見えない。
生活が見えない。
でも象徴的に説明がある。
でも、宮沢りえのファッションが抜群にいい。
彼女はブランド物を着てもいいですね。
それと、尾形の過剰な演技が抑えられている。
でも、彼がイラストレーター
あるいは妻に大量の服を与えた男の
雰囲気は乏しい。
リストラされたおやじ
そんな雰囲気が残っているだけ。
まあ、そんなことはどうでもよい。
坂本龍一のピアノも生きているし
最近ではレベルの高い映画ではないでしょうか。
お奨め映画ですね。
私は、今日日本映画劇場というスカパーで見ました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それにしても市川準監督
素晴らしい才能の持ち主ですね。
「トニー滝谷」の色彩に圧倒されましたね。
昔、見や映画「BU/SU」が面白かったですが、
最近は、「あしたの私のつくりかた」がよかった。
この映画、明日、紹介をします。
どこにも丁寧に見ると素晴らしい才能の人がいるのですね。
自分が才能がなく、感性も頼りないので
あれこれいえないのですが
見ることだけはできます。
これからも日々の愉しみにしたいですね。