あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

しぐるるや道は一すじ   種田山頭火

2009-04-20 05:42:37 | 日記
昭和記念公園のホピー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しぐるるや道は一すじ   種田山頭火

種田山頭火の句に似合う言葉「しぐるる」でしょうか。
そんな気がします。
それに一人でいること感じる言葉が似合いますね。
感想にもなりませんが
そんな気がします。

あるブログのプロフィールに
種田山頭火の写真が利用されていました。
何となく、懐かしかったです。
種田山頭火に興味をもつのは、俳句を楽しんでいる人以外には
あまりいませんよね。
「花遍路」というタイトルだったしょうか
早坂 暁脚本のドラマがありましたが
相当、昔だったですね。
若い人はあまり知らないでしょうね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今日の映画

「待合室」(寺島しのぶ・冨司純子主演)

盛岡近くの無人駅に供えられている
「心のノート」に書かれていた
それぞれの思いに
その無人駅を管理している
雑貨屋の女性が添え書きをしている。
書いている人が分からない人に反応をしている。
ときには、書いた人に遭遇し
話し合ったりする。
エピソードにして映像化したもの。
それぞれのエピソードは美しいのですが
全体を考えると
物語のつながりがないだけでなく
何かを訴えかける。
その努力が見られない。
それぞれのエピソードが感動的なものを含まれているのに
そらしてしまったり、中断するので
観客に不全感を残してしまいます。
だから、これ何?というのが率直な感想でした。
そのような内容なら、そのような内容で
泣かせていただきませんか
そんなことって、ありませんか?
この映画のラストシーン
人影もないような駅での物語なのに
ラストシーンではそこそこ立派な商店が登場したり
けっこう、人が集散する駅であることが分ったりして
感動が薄れてしまいました。
冨司純子演じる女性のはかなげな台詞がちぐはぐになってしまっている。
それが残念でした。