水仙の風流れゆく夕べかな あきオジ

昭和記念公園のボート

さすがに乗る人もおらず
雨模様なのでしっかり結ばれていました。

群れて咲く水仙もあり日が暮れる あきオジ

水仙は群れて咲いている。
華やかですね。

梅林を飛び交う鳥は声ばかり あきオジ

昭和記念公園の盆栽園

盆栽には興味が伸びないのですが
盆栽園に行くと、丹精込めて育てた木々がありますし
見事な花を見ることができます。

白梅の花芯の赤さがいいアクセントになっていて
美しさだけでなく豪華さがありますね。

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鶯が鳴いているのですが声だけで
姿が見えません。
やっと見つけても、すぐに飛び立ってしまい
写真にするのが難しいですね。

紅梅に鶯飛び交う空高し あきオジ

昭和記念公園

梅に鶯
花札の絵柄そのものが
広がってきます。
もう、春なのだなと感じます。

東京でこのようなことを感じる場所があることが不思議です。
よく整備された園内には
管理された梅も美しく咲いています。

白梅と紅梅
光琳の絵も
このようなことだったのかと
再発見します。

この年になるまで
花弁や花芯までじっくりと観察することはなかったのですが
最近は、しみじみと見ますね。

それぞれ
必要があるものは美しいのですね。

枝折り戸をくぐれば梅咲く庭ありて あきオジ

昭和記念公園にある茶室です。

裏の戸はいつもしまっています。
お茶会のときにだけ開くのでしょか

奥に梅の木があります。
見えないと見たい
見え隠れするのものは美しいですね。

一枝に冬を集めて耐えて立つ あきオジ

昭和記念公園

冬になると歯を落とし
枝だけ残してじっと耐えています。
このごろは、その枝の小さなふくらみに春を待つ姿が見えます。
ここまで来たか。
そんな感じですね。

その期待感が春待つ楽しさです。

赤く燃えアケボノスギも春を待ち あきオジ

昭和記念公園
アケボノスギが歯を落として
春の準備です。
この何もない木々の姿が好きです。
じっと待っている姿が凛々しいですね。

もう少しで春が来ます。
年を撮ると少しずつ暖かくなるのが嬉しいのです。

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