花の風湘南の海渡りきり あきオジ

河津桜が長谷寺で咲いている。
何の不思議もないけれど
季節感も地域の差異も見えなくなってしまいました。

これが公平と言うものでしょうか？
私には分かりません。

紅梅は無方に我をとびちらし あきオジ

強烈な自己主張
そして香り
私がここにいます。
そんな風に堂々としています。

謙虚そうに見えて尊大
それが梅なのですね。
はかなげがないことを不満に感じていながら
言葉にしません。

うつむきて初雪起こしが顔を出し あきオジ

葉に隠れて姿を見せないのが奥ゆかしい？
クリスマスローズ和名「初雪起こし」どちらも美しい。

いま、ブームなのだそうです。

そういえば、素人で鈍感な私でも
「素敵なガーディニング」を毎週見ていますから
世間では夢中になっている人も多いのでしょう。

それもいいですね。

散るは赤明日は白き椿かな あきオジ

椿はあっさり首から落ちるから縁起が悪い。
そんな言葉がありました。

「ものが言い方」ですね。

それをけっこう信じたり、気にしたりする人がいます。
それはそれでその人のスタイルなのでしょうね。
ときおり、そんな科学的な根拠がないなどと言って捨て去ったことを
思い出したり、大切にしたいなあと思うことがあります。

季節の行事
節季の祝い

それぞれに意味があり、それぞれが感謝の形だったと思えば
嬉しくなりますね。
我が家では今は雛飾りです。