さあ今日もまた歩いていこう桜道 あきオジ

始まるものは終わる。
咲いた花は散る。

苦しみは終わり
楽しい日々も消える。

きっと、始めも終わりもないのでしょう。

石仏に添いていとしき福寿草 あきオジ

俳句など作るつもりはないし
その気もないのに
何となく俳句の形になびいている。

まあ、いいか
そんなこだわりもどうでもいい。
日々の爪痕を柱に刻みつける。
そんなことで十分なのです。

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美しい笑顔は誰かに似ているものですね。
「笑顔が美しい人」と問われて
名があげられる人はきっと苦労もいっぱいしてきたのでしょうね。
そうおもわなければ笑顔が軽くなってしまいます。

菜の花に隠れて母と歩いてた あきオジ

長谷寺の甍をつつむ桜かな　　あきオジ

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何もかも夢なのですね。
誰もが桜を愛し、楽しみ思い出を作りながら
みんな消えてしまう。

自分の人生も同じなのだ。
疑うことなどありはしない。

我もまた人の子なれば春うれし あきオジ

何となく陽気に浮かれて町に出たい気分ですね。
お元気でしょうか？

提灯が道案内する梅の寺 あきオジ

浅草は懐かしい匂いがするところですね。
この猥雑さがいいですね。

春の風草鞋の願い送りたり あきオジ

浅草寺の山門に奉納された大草鞋
大きすぎてフレームにおさまりません。

それにしても山形からどのように運んできたのでしょうか。
まさか、藁を浅草まで運んで、ここで編んだわけではないでしょうしね。

願いの大きさ
形にすることの意味を感じましたね。