たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

恒例行事となった秋の浅間山登山

2011-10-11 06:55:31 | Weblog

20011年10月9日(日)、4年前に仕事で浅間山に登った時、ちょうど休日だったので女房をアシスタントに連れて行った。 それ以来、彼女が浅間山に惚れ込んでしまい、その後毎年この連休を利用して浅間に登るのが恒例となった。 確かにいつも登っている豪雪地の新潟周辺の山々とは全く雰囲気が違う景観の山である。 活火山特有の地形・地質の影響で植生がまるで異なっている。  

 今年はこの連休中に仕事の緊急な会議が入ってしまったが、既に浅間山荘の予約は3か月前から取っていたし、この恒例登山をドタキャンすれば家庭内大噴火が起こることは必定。 直前に決まった会議の方をキャンセルして予定通り浅間に行くことにした。 それに今まで何回か登ったが、まだ山頂(といっても浅間本山の釜山2,568mは登山禁止なので、第2外輪山の前掛山2,524m)を極めていなかったため、今年はぜひとも山頂を目指すことにしていた。

 昨年までは自分で車を運転して行ったが、ついに今回は視力に自信がなくなり、息子に送ってもらうことになった。 登山に全く興味のない息子は、浅草山荘で我々を降ろすと、そそくさと帰って行った。 帰りは宿の人から小諸駅まで送ってもらって軽井沢から新幹線で帰る予定である。

 今年はいつまでも暑く夏が長かったため、期待していた紅葉はまだほど遠かったが、好天に恵まれて順調に登ることができた。 目標の前掛山へは予定より少し早く到着したが、お昼前から雲が湧きあがってきて残念ながら山頂からの眺望は効かなかった。 それはまた来年までのお預けとなった。 今年も火山館のオヤジに酒を届けた。 4年前に出会った浅間500回登山を目指していた人のことを尋ねると。「今日も午前中に来て行ったよ。もうすぐ65歳なので仕事がなくなれば毎日来ると言っていた。 迷惑だから来なくていいと言っているのだが…。」ということだった。 あの頃450回以上登っていたので、多分そのペースで登り続けていれば今頃は600回くらいになっているだろう。 もしかしたら山岳マラソンにでも出場しているのではないか? 多分同じ年くらいだと思うが、とても信じられない人がいるものだ!

 

〈一の鳥居。ここからいよいよ登山道にはいる。〉

〈二の鳥居。ここで最初の一服。〉

〈カモシカ平。数頭のカモシカを見たという登山者もいた。〉

〈火山館の手前で浅間の山頂が望める場所がある。〉

〈三の鳥居と火山館〉

〈森林限界あたりの低木状のカラマツが黄葉の見ごろとなっていた。〉

〈いよいよ前掛山山頂まであと少し〉

〈ついに前掛山に到着。正面に釜山のお釜が見える〉

〈浅間には多様な地形の山々が周囲をとりまいていて面白い〉

コメント
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