2019年4月12日(金) 新潟県五泉市の村松公園は昔から桜の名所である。しかし最近高齢化による衰弱などで樹勢の衰えが目立ってきている。 昨年度会社でそのサクラの現況を調査した。 しかし、花の時期は外れていたので、今日は補足調査に行くスタッフに同行した。 ほぼ満開を期待して出かけたが、ソメイヨシノはまだ5分咲きといったところだった。 それでも屋台が並び、この土日の人出を待つ準備ができていた。 昼食はその屋台の焼きそばとお好み焼きを買って食べた。 思ったより美味いではないか。 屋台フードもあなどれないことが分かった。 昼食後、50年近く前に調査したことがある背後の愛宕山に登ってみた。 現地の状況も変わっているため、ほとんど記憶は蘇らず、ただ仕事そっちのけでマツタケを探し回ったことだけを思い出した。 しかし、今は当時のアカマツがマツ食い虫にやられてほとんど残っていない。 歩道沿いにオクチョウジザクラがひっそりと咲いていた。 公園の華やかなソメイヨシノやエドヒガンと違って目立たないが、自然の山ではこの方が似合っている。 わき見していて階段につまずいてひっくり返った。 足の筋力が衰えて崩れ落ちるという感じだった。ケガはなくてよかったが、まったく情けなくて悔しかった。
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〈珍しいホザキヒガンヤエザクラ〉
〈山中の遊歩道脇でひっそりと咲くオクチョウジザクラ〉