たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

30年ぶりに人魚像と再会

2022-08-25 17:46:20 | Weblog
2022年8月24日(水) 受託した海岸林調査の現場を見に上越市の海岸林を見て回った。 この仕事が決まったら是非行きたい場所があった。旧大潟町の海岸に30年前に私が担当して設計した人魚像に合うことだった。 実際の制作は県内のブロンズ作家に頼んで設置したものである。 一応モデルにポーズをとらせて形を検討した記憶がある。 設置された場所は海水浴場のある砂浜である。 人が多く訪れるのは夏の一時だけだろう。 あとはぽつんと一人ぼっちでたたずんでいる。冬は強烈な日本海からの季節風と飛砂にさらされるため、冬囲いができるように設計した記憶がある。
30年経っているが、ブロンズ像はほとんど傷んでおらず、ちゃんと管理されているようで安心した。
上越市出身の児童文学作家、小川未明が大潟地区に伝わる人魚伝説をもとに「赤いローソクと人魚」を書いたとされている。
今日この地区周辺を見て回ったが、30年前の夏は海水浴客で賑わっていた鵜の浜温泉は閑散としており、ホテルも閉鎖されているものが目立つ。 このコロナ禍の影響もあったに違いない。 昔の賑わいを取り戻すのはなかなか難しい。 せめて白砂青松の海岸林の整備に協力していこう。


〈30年ぶりに再会した人魚像はほとんど変わっていなかった〉
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