2011年3月3日(木)、毎年、NPO法人新潟県対外科学技術交流協会の実績報告会が、総会終了後講演会を含めてこの時期に行われる。 考えてみれば、最近10年くらいの間は、ほぼ毎年私のかかわるプロジェクトの報告をしてきた。 テーマは「国際観光交流促進のための日中共同研究」や「中国東北部の荒漠地における生態林造成技術協力」、「モンゴル東ゴビ砂漠の緑化推進技術協力」などである。 この協会を設立して既に20年以上が経過し、多様な国際技術交流を行ってきた。 しかし、中心的に活動しているのは設立時のメンバーをはじめとして、多くが高齢化してきている。 昨年は、直前まで中国との技術交流で活躍しておられた理事が亡くなった。 確か84歳だった。 今後のことを考えると30代、40代の若い技術者に多く入会してもらわなければ、せっかく積み上げてきた実績や人脈も継承できなくなる。 還暦を過ぎても若い部類に入れられるようでは未来に期待できない。 かといって、この不況続きの世の中で若い技術者をボランティアで1~2週間も派遣してくれる会社はなかなかない。 結局リタイヤしたOB技術者に頼らざるを得ないのが実情である。 それも悪くはないのだが…。
〈モンゴル東ゴビ砂漠の緑化技術交流について、プロジェクトメンバーを代表して報告する当社のM君〉
〈本日の講演は、(財)環日本海経済研究所 副所長 杉本氏の「今日のロシア情勢と日本の立場」であった。〉
〈とはいっても、熟年パワーは若い人には負けていない。恐るべし中高年!〉
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