たむたむの独り言

写真を中心にした情報です。

砂漠の虹

2019-07-07 09:12:13 | Weblog

2019年6月30日(日)~7月6日(土) モンゴルの東ゴビ砂漠の緑化技術協力を10年前から続けてきたが、JICAの草の根技術協力事業のフェーズ1が終了してから、今年フェーズ2が採択されるまで、3年の時が流れてしまった。 この3年間に現地の状況がどうなっているかを事前に確認すべく、ドルノゴビ県のサインシャンドにプロジェクトの主要メンバー4人で出かけた。 今まで何度も東ゴビに来ているが、年間雨量が100ミリ程度しかないにも関わらず必ず雨が降る。 今回もウランバートルからの移動中、東ゴビに近づくと車窓から砂漠の中に架かる虹が現れた。 大した雨にはならなかったが、周辺に水たまりができていたので、昨日から降っていたようだ。 久しぶりにサインシャンドの現場に行ってみたが、3年のブランクは、やはり当初の計画通りにはいかない様々な課題を浮き彫りにしていた。 しかし、この課題が明らかになったおかげでフェーズ2での具体的な対応が可能になる。 1週間の行程でも現地まで片道2日かかるので、正味3日しか現地に滞在できない。 これからのカウンターパートの予定メンバーとの打ち合わせや、サイトの候補地調査などで、21時まで明るい時間を目いっぱい使って動き回った。 とても年寄りのする行動ではない。 おまけに外は40度以上で湿度は10%程度である。 ウランバートルに戻っても、資材の調達が可能かどうかなどの市場調査も行って、夕食を終えたのが21時頃、翌日は早朝5時に空港に向かわなければならない。 誰も倒れなかったのが不思議なくらいの行程であった。 今までもこんな感じの連続だった。 しかし、これからはもう少し歳を考えて行動しなければと改めて思った。

 〈東ゴビ砂漠に虹が架かった。 今年はは雨が多いらしく、草が生えている場所が多い。〉

〈放牧のラクダが道路を横断していった。〉

〈フェーズ1の試験サイト〉

〈試験サイトに設置した地下給水用のタンク、メンテナンスがされていないため機能していない。〉

〈今回のメンバー、50代、60代が各1名、70代が2名〉

〈現地の温度43度、湿度10%〉

〈砂漠の中を走行中、スペアタイヤが外れて修理中〉

〈ウランバートルに近づくにつれて緑が多くなってくる。〉

〈ウランバートル市内は河川沿いに緑が多い。〉

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